炎の美しさを体感!お山開きの「手筒花火」

2018.07.25 公開

「手筒花火」、見たことありますか??
手筒花火とは、打ち上げ花火と全く違い、火薬の詰まった竹筒を人が抱えながら、上に炎が吹き上げる花火です。
私は遠~い昔の高校生の頃、白糸のお祭りで「手筒花火」というものが見られる、と聞いて
バスを乗り継いで見に行ったことがあります。その時の迫力、感動は今でも覚えています。

その手筒花火が7月10日の富士山お山開きにて富士宮浅間大社で見られると知ったので行ってきました!

平日の夜8時からということもあり、子連れで出かけるには若干ハードルが高いと思われましたが、
「手筒花火見たいよね!?」
「見たい!」
「じゃあ、頑張って7時(19時)までに宿題、夕飯、お風呂、済ませて出かけるよ!!」
と、子どもたちに檄を飛ばし。子どもたちも花火見たさに、余裕で間に合うことができました(笑)。

 

浅間大社に着くと、美しいライトアップが出迎えてくれました。

私はこのお山開きのイベントを今回初めて知ったので、そんなに人もいないかと思いきや、
平日夜にも関わらず予想に反し大勢の人が出かけてきていました。
小さなお子様連れの方もたくさんいましたよ~。橋の向こうまで人がびっしりです!

「まだかな?まだかな?」子どもたちとワクワクしながら待ちわびます。
夜8時を少し回った頃、太鼓の音と共に、「ダッセダッセダッセヨー!」の掛け声が聞こえてきました。
「トッモダッチ(友達)ダッセヨー! て言ってるぅ。」という4才娘の聞き間違いがカワイイ(笑)。

太鼓衆です。写真分かりづらくてすみません…

 

太鼓が終わると、いよいよ花火!
オープニングは手筒ではなく、打ち上げでした!
「ヒュ~、ドカン!」ではなく、「シュポンッ!シュポンッ!」と真っすぐ高~く打ちあがる花火に
子どもたちも興奮。

そして、いよいよ手筒のおでまし!!!
70本の手筒花火が、次から次へと一気に吹き出します!

暗闇に高く吹き上げる炎がなんともキレイ!
花火師さんたちは火の粉かぶりまくりです。
「きゃ~、熱そう~っ」とか言いながら、でも男気を感じるのがまた魅力(笑)!
ちなみに、見物は火の粉を被ることはない安全ロープの外側からなので、ご安心ください。

最後にひときわ大きな数本を吹き上げて、あっという間に終了です!

 

打ち終わった手筒は、1本1000円で販売。魔除けや厄除けのために飾るそうですよ。
間近で見てみると、筒の大きさも大小様々です。
一つ一つ、丁寧に手作りで作られているんですねー。
たくさんの人が買っていました。

この手筒花火、駿州白糸原手筒花火保存会の皆さんが毎年7月10日のお山開きで披露してくれているそうです。
ホームページをのぞいてみると、毎年8月19日に@「文珠祭典」という白糸地区のお祭りで見られるようです!これが、私が高校生の頃に見に行ったものですね。
http://www2.odn.ne.jp/siraito-toubou/tedutuhanabi/monjyu/monjyu25.html

炎の美しさを体感できる手筒花火。
打ち上げ花火の花火大会とはまた違う迫力です!
ぜひ一度見に行ってみてくださいね。

 

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ハハラッチライター

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かっちゃい

スーパーとラジオ体操を愛するマジメちゃん主婦 スーパー大好き主婦です。気づくと店内を2時間うろうろしていることもあり。3人の育児と仕事に追われながら、ズボラでエコでおいしい料理を日々探求しています。運動不足ながらも、毎朝のラジオ体操第一・第二は欠かさない♡

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