象牙椰子(ぞうげやし)を使ったアクセサリーの展示会が開催されています。

2024.12.12 公開

2024年12月7日(土)〜12月14日(土)まで、富士山遺産センターすぐ横のMUKUten.舎にて市川雅子さんの手掛ける象牙椰子(ぞうげやし)を使用したアクセサリーブランド「La Tagua (ラ・タグア)」の「象牙ヤシと泥染め綿布・市川雅子 特別展示会」が開催されているのでお邪魔してきました。 

店内の様子

店内に入るとネックレスやピアスなどのカラフルで可愛い作品が展示され、入り口に一歩入った瞬間から華やかです。

壁には、アフリカ・西マリの伝統的技法「泥染め」で染め上げた布地が展示され、空間のおしゃれさを際立たせながらも温かみが感じられます。

写真が下手な私でさえ、どの作品を写真に撮っても映えるほど、とても綺麗で素敵な作品たち。

お伺いする前にネットにてネックレスの写真を見ていましたが、サイズ感や質感なども含め直接手に取るとさらに魅力を感じました。

ギャラリーの雰囲気も市川さんの作品とマッチしていて癒しの空間が広がり、小さなお子さまとなら抱っこ紐などで、小学生や中学生以上のお子さまとなら一緒に会話を楽しみながら見ることができそうです。

アーティスト紹介

展示会の作者でLa Tagua (ラ・タグア)株式会社の創設者でもある市川雅子さん。
地元は富士宮、現在はアメリカジョージア州にお住まいです。

2007年にアメリカ・ハワイ州で象牙椰子を素材にしたアクセサリーブランド「La Tagua (ラ・タグア)」を展開。

2008年頃から日本全国各地の百貨店にて作品の展示や販売をスタートし、現在では夏、秋、冬のツアーでアメリカ全州をキャンピングカーで周っています。

アメリカ全州に渡るショーやツアーでは、『嵐、雨、暑さ、寒さありの大変な時もあるが、待ってたわよ!と言ってくれるリピーターさんも多く、非常に楽しくやりがいを感じる』とお話しされていました。
ツアーなどで自宅を離れている時間にデザインを考え、ジョージア州の自宅に戻ると工房にてすぐ作品制作にとりかかるとのこと。
ワールドワイドな世界観に圧倒されます。

また、MUKUten.舎での展示会開催は、『宿泊施設であまり立ち入ることのないMUKUten.舎さんの雰囲気を、展示会をきっかけに富士宮の皆さんに感じて欲しい』という市川さんの想いから、今回のコラボを企画されたそうです。

象牙椰子のアクセサリーとは?

展示されている作品は、全て南米アマゾンに自生しているタグア椰子が使用されています。

タグア椰子とは、象牙と質感が似ていることから象牙の代わりとなる素材で象牙椰子と呼ばれ、象牙や牛の角などの代用品として使うことにより動物を密猟から守ったり、自然に落下した種子を使うことにより森林の伐採を防ぐなど、地球や動物を守るエコ作品「ベジタブル・アイボリー」として注目を集めています。

直接肌に触れるアクセサリーだからこそ、安心できる自然な素材で地球環境などにも配慮されていると分かると「象牙椰子を使ったアクセサリー」にさらに興味が湧き、これは子どもたちにも伝えていきたい!とお話を聞きながらとてもワクワクしました。

作品はどれも驚くほど軽く、つけているのを忘れてしまいそうな軽やかなつけ心地なうえに、プラスチックなどでは出せない象牙に似た上品な高級感と存在感に魅了されます。

柔らかな雰囲気や色合いは、市川さん独自のカラーでどんなシーンにも合うようイメージして作られているとのこと。

木目や色模様も作品ごとに違う1点もので、世界に一つだけのお気に入りにきっと出会えるはず。

さいごに

作品を見て楽しむこともでき、市川さんご本人から作品の説明や想いなどを聞くことができる展示会。

初めて見て聞いた象牙椰子にもとても興味を持ち、中学生の娘にイヤリングのお土産を購入して帰宅すると『え〜!!かわいい〜!!』と大喜び。

軽くてつけやすい、これなら長時間でも耳が痛くならないね!と喜んでいました。

世界中で注目されている、象牙椰子という地球に優しいアクセサリーを富士宮で体感できるチャンス。
ぜひ皆様も足を運んでみてはいかがでしょうか。

展示会詳細

  • イベント 象牙ヤシと泥染め綿布・市川雅子 特別展示会
  • 期日 2024年12月7日(土)~12月14日(土)
  • 時間 10:30~16:00
  • 会場 MUKUten.舎富士宮(富士宮市宮町5-34)ラウンジギャラリー 入場無料
  • 駐車場 5台あり
    ※駐車場が満車の場合はいちかわ呉服店(富士宮市宮町4-7)の駐車場が利用可能
Tag

ハハラッチライター

アバター画像

ちゃんタカ

座右の銘は「人生一度きり」 子ども3人、フレブル2匹、ボディビルダーの旦那さんと生活しています。 個性強めな我が家ですが、一期一会を大切に転入ママと元保育士の目線を生かしながら、富士宮の魅力を精一杯伝えていきたいです。

関連記事