ハハラッチ2期生のkaoruさんは、他県から富士宮市に転入し、3人目の出産を控えています。
いざという時のためにファミリー・サポート・センター(以下ファミサポ)に登録すると聞き、手続きなどを知るために同行取材してきました。
気にはなっているけれど、登録や利用に踏み切れていないママも多いのでは!?
長くなりますが、詳しく解説します!
ぜひ読んでください♪
ファミサポとは?
ファミサポは、子育てを手助けしてほしい人(委託会員)とお手伝いしたい人(受託会員)が登録をして、助けたり助けられたりしながら仕事と育児の両立を支援する組織です。
【対象】首すわり~小学校卒業までの子ども。
【サポート内容】
・園や学校などの送迎、開始前後の預かり。
・通院やお見舞い、参観日などの子どもを連れて出かけにくいときの預かり。
・その他センターが必要と認めたとき。
登録のながれ
登録用紙の記入や説明があるため、基本は子どもを主に育てる人が登録に行きます。
でも、こんな場合もありますよね。
①市外から里帰り出産をする。
②切迫早産などで動けない。
③下の子を追加登録したいけど、産後まもなくで行けない。
①の場合は、祖父母など富士宮市に住所のある方が登録をしてください。
②③の場合、まずは市役所こども未来課に電話を。郵送で手続きを行ってくれます。
登録から利用までの説明を受けたら、登録用紙を記入します。
子どものことを書く用紙には既往症の欄もあるので、母子手帳を持参すると書きやすいですね。
記入後に会員証を受け取り、手続きは終了です。
登録に必要なものはこちら。
スナップ写真は、緊急の利用で事前の顔合せができない場合に受託会員に見せるためのものです。
親子で写っていればOK!
子連れで市役所に行くことに抵抗のあるママもいるのでは!?
事前に登録用紙を書いていくと、短時間で手続きを終えられますよ♪
こちらからダウンロードできます。
『事前打ち合わせ内容』とういう用紙は、登録する子ども1人につき1枚記入してください。
利用のながれ
支援が必要になったら、子ども未来課に電話をします。
委託会員の住んでいる地域や条件をもとに、子ども未来課で受託会員を紹介してくれます。
ファミサポでは、緊急の場合を除いて利用前に顔合わせをしています。
面識のある人に預けられるのは、子どもにとってもママにとっても安心できるポイントですね♪
子ども未来課は主に紹介役なので、利用の依頼や時間の延長、キャンセルのやりとりは当事者間で行います。
料金もその場で支払います。
ママ友同士で登録!?
取材をして目からウロコだったのがこちら。
委託と受託両方に登録する、両方会員の画期的な使い方です。
知り合いのママ同士で登録!
やむを得ない事情があって、お友だちに子どもをお願いすることってありませんか?
お互い様だからと、お願いを受けることってありませんか?
でも、どんなに親しい間柄でも何かあったときが心配ですよね。
わかる!そうなのー!と思ったママ、ぜひファミサポを活用してみてください。
ファミサポに登録すると、補償保険制度を利用できるのです。
子どもを預けるときは割り切って制度を活用する。
お友だちのママを指定して、慣れた環境で見守ってもらう。
お礼として料金をお支払いする。
預かるママも保険をお守り代わりに安心して見守る。
こんな方法があったとは!
受託会員大募集中
今年3月末での会員数は、754人。
そのうち委託会員が522人。受託会員は196人。両方会員は36人です。
そう。受託会員が不足しています。
前述の両方会員で、受託会員に興味をもった方もいるのではないでしょうか。
私が取材をする中で、受託会員に登録してみたいと感じたポイントがあります。
それは、受託会員向けの講習会!
各分野の専門家から、子育てに繋がる講習を無料で受けることができます。
こちらは、今年6月に開催された講習会のスケジュール。
自分の育児に活かせることが多そうで、とても魅力的。
受託会員として活動を開始してからも、年に1回フォローアップ講習を受けられます。
次回はH30年1月29日~2月2日で開催。
スキルアップも兼ねて受講してみてはいかがでしょうか。
人と人をつなぎ、子どもに笑顔を
上記のタイトルは、厚生労働省発行のファミサポリーフレットに書かれているものです。
どんなにかわいいわが子でも、身体や心が疲れることってありますよね。
kaoruさんも「いつでも頼める安心感は大きい!核家族や転入ママの心強い味方になると思いました」と話してくれました。
ママの身体や心に余裕が生まれるように、子どもが笑顔でいられるように、制度を活用してみてください♪