メモ
春は、卒園、卒業、そして入園や入学、進級の季節。
子育て中のママが参加するハハラッチライターも、お子さんの成長とともに、時間の使い方、働き方など変化する季節です。この年度の変わり目に、数人のライターがハハラッチを卒業することになりました。卒業にあたり、ハハラッチ活動について卒業コラムを書いてもらいました。出会いもあれば、別れもある。共に活動出来なくなるのは寂しいですが、これからの人生においてハハラッチ活動で得たことが少しでも役に立ってくれることを願って、これからも応援していきたいと思います!
卒業するライターに、ハハラッチでの思い出などを最後にコラムとして書いてもらいました。
ハハラッチとの出会い
長男出産後、田舎で子育てしたくて都会からIターンしてきた私は、富士宮での暮らし・子育てのしやすさに感動していました。
- 有機農家さんがこんなに多いなんて!
- 無農薬のお野菜がこんなに安いの!?
- 産後から子育てまで、ずっと相談に乗ってくれる助産師さん達。
- こども達が泥んこになって遊べる保育園や支援センター。
そして子育てに疲れた時、いつでも駆け込ませてくれる母力向上委員会さんの存在も!
そんな喜びをシェアしたいという気持ちで、ハハラッチに参加しました。
ライター活動を通して心が前向きに
子どもを連れての外出はとても緊張しました。
だってハハラッチ養成講座に参加した当時、三男はまだ0歳!
それまで赤ちゃんと出かける時は、
「周りの人に助けてもらわなきゃならないから申し訳ない」
「赤ちゃんの機嫌が悪くなったら面倒くさい」
こんなネガティブな気持ちの方が強かった気がします。
さらに長男出産後は自分が社会から突然一人ぼっちになってしまったような、言いようのない不安感に襲われてもいました。
けれどハハラッチでは「子育て中のお母さん目線」が鍵だから、子供を連れてオタオタしている私たちこそが主役でした!
子育て中だからこそ強みになれる、そして誰かに喜んでもらえるシーンがあるなんて……。
とても嬉しい循環がそこにはありました。
市議会取材が1番の思い出
ハハラッチに参加していなかったら、体験出来なかったようなことがたくさんあります!
- テレビの取材や新聞に記事を書かいたこと。
- ハハラッチミーティングでの魅力的な講座。
お笑い大好きな私は、銀シャリさんに「あっこり〜ん」と呼んでもらえたテレビの撮影はとっても嬉しかった♡
そんな中1番思い出に残っているのは、富士宮市議会の取材同行です。
とても遠くに感じていた政治の世界。
実際に話してみると、議員さん達もママ達の声を求めているんだと知りました。
こうしてコミュニケーションとることが、より良い子育て環境を作る一歩になるんだなって肌で感じた取材でしたね。
市議会がもっともっと子連れのママ達も参加できるようなコミュニケーションの場になっていったらいいなと、富士宮に引っ越してきたことを嬉しく思う瞬間でもありました。
ちなみに「赤ちゃんが議員室に入ったのは初めてなんじゃないかな〜」と、第一号認定いただきましたよ。笑
人とのつながりを感じた3年間
ハハラッチの活動の中で、たくさんの人に取材させていただきました。
取材をすることで普段の何気ない会話では知ることが出来ない、その人の心の核を聞くことが出来た気がします。
その人が本当に大切にしていること。
それはとてもキラキラ輝いていて、そこに触れさせてもらえたことが何よりも嬉しかった。
私が書いた記事を見て、「今までやってきたことが報われた気がした。こんな風に書いてくれて、本当にありがとう」と言ってくれた方がいました。
それを聞いて私も、取材してよかったと心から思ったのです。
子育て中の今しかないこの時間に、今しか出来ない役割がある。
こんな嬉しい循環に関われてとても良かったです。たくさんの経験をありがとうございました。