10万人超が観戦! 富士山女子駅伝のおすすめ観戦スポット

2017.12.27 公開

大学生の駅伝大会といえば、 だれもが思い浮かべるのは箱根駅伝なのではないでしょうか。
今や、すっかりお正月の風物詩として定着していますよね。

実は、我らが富士宮市でも、 観客10万人以上を動員する駅伝の全国大会が行われています。
その名も「富士山女子駅伝」。
大学生女子の日本一を競う大会です。
回覧板に入っていたパンフレットや、
街角にひるがえるのぼりを目にした方もいるのでは?

4年生にとっては、大学生としての最後のレースとなるので
随所に胸が熱くなるようなドラマがありそうです。

今年で5回目となる富士山女子駅伝。
2016年に1区のコースが変更になり、
富士宮市内を走る距離が伸びたこともあって、
過去にハハラッチでも取り上げました。

富士宮市の富士山本宮浅間大社をスタートし、
富士市の富士総合運動公園陸上競技場までの43.4kmを
全21チームの精鋭ランナーが駆け抜けていきます。

コース内の高低差はなんと172m!
普段、生活している分には、あまり意識していませんが、
なんといっても日本一の富士山の麓。
女子の全国規模の駅伝大会では、
かなり高低差の厳しいコースなのだそうです。

フジテレビ系列で全国に生中継されるので(富士宮ならテレビ静岡)、
自宅でテレビ観戦、という手もありますが、
せっかく地元で開催されているのだから
全国レベルの走りを、ぜひ子どもたちに間近で体感してほしい!
できれば、子どもがレースをおもいっきり楽しめて、
かつ親がなるべく楽なポジションで!!

ということで、昨年の様子を踏まえつつ、
富士宮市のスポーツ振興課にもご協力いただいて、
子連れ観戦におすすめのスポットを
にわか駅伝ファンのふーみんがハハラッチしてきました。

イチオシは富士宮信用金庫北支店!

昨年、駅伝を観戦したハハラッチメンバーから
「当日店舗が開いているなら、断然イチオシ!」 とすすめられたのが、
富士宮信用金庫北支店のお客さま相談プラザ付近です。

当日、営業しているかの確認をしつつ、
実際の様子を自分の目で見ておきたい!
ということで 取材してきました。

対応してくださったのは西川さんと由井さん。
やさしい笑顔で迎えてくださいました。
お話をうかがったところ、 当日も開いていて、
このお二人が待機してくださっているのだそう。


由井さん(写真左)と西川さん(右)

設備も充実しているうえに、
あたたかく迎えてくださるスタッフさんがいるなんて、
もう言うことなし!

設備については、 こちらの記事で詳しくレポートしていますので
気になる方はチェックしてみてください。

今回うかがったときにも、 お手洗いはとても清潔に保たれていて、
オムツ替え台もきれいでした。

加えて、着替え用の台があるのも、うれしいポイントですね。
ミルクのお湯は、こちらの給湯器で。

「ミルク用のお湯だけでなく、お母さんにはあたたかいお茶やコーヒーもどうぞ」とのこと。
なんて親切な!
風が強かったり、寒くて身体が冷えたりするようなら、
キッズスペースごしに観戦することもできます。

今回は、ベビーカーに1歳児を乗せて 駐車場から店内まで行ってみましたが、
段差がほとんどゼロで、スムーズでした。

というわけで、ベビーカーでの観戦はもちろん、
観に行ってみたいけれど、寒いのはちょっと……
というママにもおすすめです!


富士山をバックに、ランナーたちが駆け下りてくる姿を観ることができる

1区と2区を両方楽しめるお得なゾーン

富士宮市内のコースには、 1区と2区の両方を観戦できるお得なゾーンがあります。
それが、スタート地点から東町の交差点まで。

子連れでの観戦なら、
中央町より東側が 比較的混雑を避けれられるので、おすすめとのことです。

東町交差点のあたりなら、 市役所の駐車場から近いので、
1歳の娘を抱っこしての移動も苦になりませんでした。

そして、市役所前には、
ベビステとなっているミニストップ富士宮市役所前店があります。

ベビーカーでの入店もできますし、 ミルク用のお湯も常備。
ベビステが近いと、いざというときに安心ですね。
イートインコーナーも8席あります。

私用で買い物をしたときに、
店員の方々が明るく元気に対応してくださったのが 印象的でした。

応援団の迫力が体感できる桝弥酒店駐車場

ふだん、大学の応援団を近くで見る機会は なかなかないのでは?
スポーツ振興課によると、
各大学には応援エリアとして 市役所東野道路端をお知らせしているのだそうです。

ただ、直前にならないと、
どの大学がどこに来るのかは はっきりしないのだとか。

現時点で分かっているのは、
大根踊りで有名な東京農業大学の応援団が 桝弥酒店の駐車場に来るということ!


昨年の様子。今年は桝弥酒店の駐車場で観られる

というわけで、応援団の迫力を肌で感じられて
この近辺は賑やかになりそうです。
大人も子どもも楽しめそうですね。

ベビーカーで観戦するなら

ベビーカーで子どもを連れて観戦するなら
どこがおすすめかをスポーツ振興課にうかがったところ、
田子の月から城北町辺りがよいのでは、という情報をいただき、
実際に行ってみました。

当日は、法明寺の駐車場が使えるそうです。


西松屋の東側に法明寺の駐車場がある

この通りは、歩道も広く、コンビニもあって、 何かと便利そう。
しかも、見通しがよいので、
ランナーの走りっぷりを じっくり楽しめるのではないでしょうか。

やっぱりスタートが観たい! という方へ


昨年の様子

スタートの号砲とともに、選手たちが駆け出していく光景を 生で観てみたい、
という人もいるかもしれません。

スタート地点は混雑するので
小さなお子さんを連れての応援にはおすすめしませんが、
それでもやっぱりスタートが観たい! という方は
遅くともスタートの30分前には現地に着いている必要があります。

というのも、スタート30分前から道路が封鎖されてしまうからです。
当日は宮町西交差点から東町交差点までは車両の通行が規制されます。
また、スタート1時間前から
関係者以外は立入規制となるエリアもあるので、注意が必要です。

詳しくはこちらでご確認ください。


スタート付近が第一中継所となる。中継所前も混雑するので、子連れでの応援は避けた方が無難

4連覇中の立命館大学が連勝記録を伸ばすのか、
10月の「全日本大学女子駅伝対校選手権大会(杜の都駅伝)」を制した
名城大学がそれを阻むのか、
はたまた、他のチームがチャンスをものにするのか!?

知れば知るほど、
にわか駅伝ファンの私ですら、ワクワクしてきます。

これからの日本の女子長距離界を担う選手を間近に観られる機会に、
あなたも出かけてみませんか?

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ハハラッチライター

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ふーみん

ヨガインストラクターだけど夜ふかし大好き♡ 富士宮市出身。1児の母。奈良、横浜を経て、出産を機に富士宮に戻ってきました。季節の移ろいに合わせて身体をつくる「こよみヨガ」のインストラクターとしても活動中。四季折々の富士宮の魅力を発信していきます。

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