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お母さんたちが作るハンドメイドの小物や服がいっぱい「お宝市」
3月5日(月)に、富士宮市民文化会館で開催される「お宝市」。
NPO法人母力向上委員会の主催で行われているこのイベントは、なんと今度、35回目の開催となります。
そもそも、このイベントが始まったきっかけや、思いを、お宝市をスタートさせた、ご自身もハンドメイド作家としてハンドメイドハウスto-KoWa(読み方は、とぅーこわ)という名前で活動されている井出朝美さんに聞いてみました。
使える期間が短いのに、買うと高い。だったら作ろう。
初めてのお子さんが生まれた時にはベビードレスをご自身で編んだりしていた井出さん。元々そういった物作りは好きな方だったそうです。
2番目のお子さんが生まれたあと、イベントでハンドメイドの作家さんがつくったスタイ(よだれかけ)をみて、めっちゃかわいい!けど、買うにはちょっと高いな、と感じたところから、ならば、自分で作ろうと、家にあったミシンを引っ張り出してきて作り始めたのが、手作りを始めたきっかけ。
その井出さん手作りのスタイや帽子を身につけた子どもさんを見て、まわりのお母さんたちが、ぜひうちの子にも作ってほしいとお願いされるようになりました。
そして、ハンドメイド作家さんが集まるイベントにも参加するようになったのですが、ひとつ気になったことが・・・。
それは、どのイベントも、初心者がなじみにくい雰囲気があるな、と感じたこと。
自分の作ったモノが人に喜ばれると、自分自身の喜びにもなる、と実感した井出さんは、
もっと気軽に自分の作品を売ることができる“場”を作りたいと、自分でイベントを立ち上げることにしました。それが「お宝市」の始まりでした。
お母さんたちが自分の作ったものを、誰かに認めてもらえる喜び。
きっちりした作品でなくとも、たとえば折り紙が得意なお母さんが、折り紙を折ってそれを出す、くらい気軽に「得意なこと」を出せる場にしたいと思ったそうです。
2012年3月10日にスタートした「お宝市」。今回で35回目の開催。(私がひとつひとつ記録をカウントしました!)
井出さんもその数を聞いて「おー、すごいね!!」とご自身でも驚いた様子。
その途中には、第3子の出産もあり、他のメンバーに運営をお願いした時期もあったと話してくれた井出さん。井出さんにとって「お宝市」の存在は、ご自身の子育ての思い出と切り離しては考えられないほど大きな存在のようです。
誰かと話したいと思ったときに、話しに来てもらえる場にしたい。
産後のお母さんは特に、外に出る機会も減り、家で生まれて間もない赤ちゃんと二人きりで過ごすことが多くなります。気づいたら、「最近、大人としゃべってないなぁ」と気づくことも。
「お宝市」は、売りに来る、買いに来る、というだけの場でなく、話したいと思ったときに気軽に話せる場所であってほしい、と井出さん。
その思いの通り、「お宝市」では、作家さんとお母さんたちがニコニコ会話している様子も多く見られます。
買い物目的がなくても、お子さんと一緒に出かけてみるのもいいかもしれません。会場はベビーカーでも入れるように広くスペースを作る工夫もされていますよ。
お宝市 3/5(月)10時スタート
場所:富士宮市民文化会館 展示室2&3(雨天決行)
時間:10時~14時
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(ライター:ハハラッチ運営 佐野)←私も当日会場にいます♪お気軽にお声かけてくださいね♡