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音楽フェス大好きライターのななちです!
20代、自由を謳歌していた時代は、SUMEER SONICやMETROCK、横浜のGREENROOMFestivalなどに足繁く行っていた思い出も……。
しかし今となっては、コロナや子どもを出産した時期も重なり、随分とフェスから足が遠のいてしまっていて、自分の好きな音楽を聴くことも少なくなり、つい口ずさんでしまうのは息子の好きな新幹線の曲だったり(汗)
そんななか、富士宮市PRブースの中で、ハハラッチの運営母体でもある母力向上委員会が運営するベビーステーション(ベビステ)のスタッフとして、21日(土)朝霧JAMのDAY1に参加させて頂くことができましたので、レポートします!
富士宮市の魅力を子育て世代に強力に発信しているベビステ事業
富士宮市から朝霧JAMでのPRを委託されている母力チーム。参加して分かったのは、母力向上委員会は、富士宮市から絶大な信頼を寄せられているんだなというのが、すごく伝わってきました。
朝霧JAMといえば、県内県外問わず、キャンプインフェスを楽しもうと、全国から音楽とアウトドア好きな人々が集まってくることで知られています。企画・運営は、フジロックの主催もするSMASH。キャンプブームで注目される富士山の麓(朝霧アリーナ・ふもとっぱら)での開催ということもあり、音楽ファンの間では、年々注目度が増している人気の大型イベントとなっています。
そんな全国からの集客が期待できるイベントで、富士宮市が自信を持ってPRするのが、我らがベビステ事業ということなのです。
餌代の高騰で酪農家が大変な思いをしている
朝霧のシンボルといえば、牛さんの姿が見える、安心・安全な美味しい牛乳…!ですが、ここ数年の飼料の高騰が、ジワジワと酪農家の経営に襲い掛かっている模様……。
また農林水産省からも、今年9月にあまり乳の出ない低能牛を、一頭淘汰するごとに15万円の助成金を補助すると発表し、牧場を継続するかどうか、決断を迫られている事業者も少なくないのだとか。
そんな酪農家を応援するために企画された、朝霧JAMでの牛乳配布
事前にインスタで引換券を保存してくれているゲストには、牛乳配布の整理券を。内容を知らないゲストには、その場で趣旨を1人1人伝えていきました。
それにしても、我らがハハラッチリーダーのかおかおさん。トレードマークになりつつある富士山ヘアーと、めちゃめちゃ通るお声効果なのか、どんどんとゲストが集まってくるではありませんか!?
牛乳だけでなく、かおかおさんに興味を持って写真を撮っていかれる方もチラホラ…!凄い。天性の才能を見ました。
朝霧の牛乳の素晴らしさを1人でも多くの方へ、休憩も忘れるほど懸命にPRしてらっしゃいました。
富士宮の名所が楽しく知れる宮輪投げ
こちらもお子さんだけでなく、お父さんお母さん達にも大好評!
先着で、牛のスティックに入れば牛乳ゲットでき、入った数で朝霧JAM限定の缶バッヂやステッカーなどももらえ、何度も挑戦するお子さんも。
最初は一つも入らなくて落ち込んでいた子も、何度目かの挑戦で全て入った時は、その場にいたゲスト全員が大歓喜。
音楽以外でも熱くなれるシーンが、このブースにはありました。
県外から来られる方に富士宮の名所を知ってもらえる内容が、とても響いていたように感じましたよ。
富士宮市と母力向上委員会で制作した宮ガチャが超人気
商業施設などでも目にする宮ガチャ。この度、朝霧JAM限定で制作がなされており、その魅力に早々に気づかれ、1日目で売り切れていました。
お気に入りのアウトドアブランドとの相性も抜群のデザインで、よくあるゴリゴリご当地感満載のお土産とはちがい、さりげない感じが付けやすくてGOOD!朝霧JAMに行った思い出がよみがえる一品です。
私は自転車の鍵に付けてるんですが、見る度に来年も行きたいなぁ〜なんて思いをめぐらせてます♪
休憩時間は、ごはんとカフェメニューが美味しすぎて幸せ!
音楽が大好きで、一つでも多くのアーティストを見たかったあの頃のフェスの楽しみ方とは、少し違った角度から楽しんだ今回の朝霧JAM。
ゴミを捨てるにも環境問題に取り組む重要さを感じたり、開催地の魅力をブースから楽しんだり、とにもかくにも富士宮の飲食ブースはどこも美味しすぎました!
富士宮に住んでいても感じるほどですから、市外の方にも“食のまち富士宮”は、音楽と同じ温度感でゲストに届いているように感じました。
ステージの周りでは身も心も解き放たれた大人たちが、思い思いのリズムで体を揺らしていて、心からフェスを楽しむ人たちの姿が印象的でした。都市型のフェスとはちがい心を裸にできる場所で、目をキラキラさせている人たちがたくさんいて、富士山と音楽フェスの融合が、唯一無二の贅沢さをあらわしていましたよ。
朝霧アリーナは標高860m
キャンプインフェスの醍醐味とも言える、会場での宿泊。ズラーっと並ぶテントの様子を見て、もしもの災害時に、これだけ標高の高い場所で一斉にキャンプするのは、防災スキルも高くなるのかもしれないと思いました。
知らない人とも音楽を通して仲良くなれたり、ボランティアスタッフのみなさんのおかげで、満足度の高いイベントができる様子を見て、みんなの心の状態次第で、クリーンで笑顔があふれるコミュニティを、どんな状況下でも作り出せるのでないかと感じました。
コロナの影響で、一時はこのようなイベントも全て開催できなくなっていましたが、人と人とがポジティブにふれ合える機会は、これからも、この朝霧の大地で大事にしていきたいですね。来年の朝霧JAMは、どんな表情を見せてくれるのか、今から楽しみにしているライターななちでした。