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2023年の10月。我が家では、嬉しい出来事がありました。
それは、2人目の妊娠が分かったことです。待望の2人目だったのでみんなで大喜び!
2回目とはいえ妊婦生活には不安はつきもの。中でも、我が家の長男に対する不安で胸がいっぱいでした。
「おなかの子を気遣いながら、上の子とどうやって過ごせばいいのかなぁ…。」
こんな悩みを2人育児をしている先輩ママに打ち明けたところ、目からウロコな情報が入ってきました。
「うちは産前産後の間、保育園に預けてたよー」
仕事の復帰予定もまだ先で、長男は3歳に満たないから幼稚園もまだ行けず。そんな状況でも保育園に預けることができる仕組みが富士宮市にありました!
使ってみてのひと言は『ほんとに助かった!』です。
この記事では、いったいどんななしくみなのか。実際に預けてどうだったのか。我が家の体験談をご紹介!
いったいどんな制度なの?
しくみといっても、出産を控えているから特別な制度を利用したわけではなく、富士宮市の保育所への入所手続きに則って利用することができました。
子どもを保育所に預けたいとなった場合、市町村から認定を受ける必要があります。この認定を受けるために必要になるのは『保育の必要性の事由』です。
例えば「仕事に復帰したいから子どもを保育園に預けたい」となった場合は『就労』の事由に当てはまります。
出産【母親が妊娠中または出産後間もないため、保育ができない場合】
期間【産前2ヶ月及び産後8週間を経過した日の月末まで】
妊娠中は、上記の事由にあてはまるので、無事に3号認定として認められました。また、我が家の場合、2人目の予定日は2024年6月だったので、2024年4月から8月まで保育園に預けることができ、タイミングよく4月の入園式からのスタートでした。
ちなみに、申請できることに気付いたのが、3次募集の締め切り日前日!すごいギリギリ!!
必要な書類を急いで集めて、記入して…なんて細々した準備を1日で済ませなければならなかったので、市役所へ書類を提出することが一番大変でした。
我が家の場合、私も旦那も働いているため、就労証明書の準備が大変でした。2人目の妊娠が分かる前に、上の子の保活を勧めていたので、たまたま手元にあったことが幸い…。
もし、検討されている方がいたら必要な書類などを早めに準備しておくことをおすすめします。
メモ
必要な書類や申請の方法も含め、詳しくは、富士宮市が公式HPにある「保育所入所手続きについて」のページにてご確認ください。
実際に預けてみたら…
入園する施設も無事に決まり、晴れて4月から保育園に通えるようになりました。急遽決まったことではありましたが、保育園の方から早めに連絡をいただけたおかげで、入園説明会にも参加することができ、準備も無事に進めることができました。
4月からの園での生活に不安もありました。でも、泣かずに教室へ入った初日からの約5ヶ月間は本当にあっという間でした。入園先の先生方のおかげもあり、毎日「楽しかった!」と言って帰ってくる我が子の成長ぶりに感謝でいっぱいです。
ここからは、実際に預けてみての感想をシェアさせていただきます!
子どものできることがグッとUP!
入園するまで、お歌を歌ったり、ダンスしたりすることにほとんど興味がなかった長男。そんな長男もみんなで一緒に遊んだことが楽しかったようで、初日を終えて帰宅するとさっそく「ちょうちょう」を披露してくれました!
お歌だけではなく、家ではなかなか準備が難しい工作や遊具を使った体遊びなどを通して、この5ヶ月ですごくできることが増えました。
また、服の脱ぎ着や食事の仕方など、自分の身の回りのこともできるようになっていたので、本当に助かりました。先生方にもたくさん褒めていただいたこともあって、親としてもすごく自信をつけることができました。
ゆったりした自分時間をGet!
2人育児の大変さは、妊娠中の自分も動きが制限される中での行う子育てだと思います。いつ生まれるかわからない2人目にドキドキしながら、自分の身体を大事にしながら上の子と過ごすことはすごく大変です。
産前産後の間、保育所を利用することができ、一番よかったと思うことが「自分時間」をきちんと確保できました。自分の買い物をしたり、カフェに行ったり、自分だけの時間をゆっくり過ごせて休めたことでリフレッシュできました。また、出産への準備に時間を使えたことも助かりポイントです。
ゆとりをもって入園準備ができた!
一時的な期間ではありましたが、ゆとりをもって入園の準備をすることができました。自分だけで動ける時間があったからこそです。これが、自分の仕事復帰のタイミングと重なっていたらと思うと余裕もなく、もっとドタバタしていたはずです。
満3歳からあるいは、就労などの事由で保育所を利用するとなった場合、同じ施設に入ることができれば、買い足すものはあるものの、また1から準備をする必要がなくなります。子どもも慣れた環境で遊んだり、学んだりすることができるので、親子ともども新生活への負担減になるはず!
「保育園の洗礼」のタイミング
入園して2ヶ月が過ぎた頃、長男も初めて流行病にかかるように。初めてかかる病気もいくつかあり、「これが世にきく洗礼か!」と旦那とドキドキ。ただ、これが仕事をしている時にと思うと気持ちとしては救われたかなと思います。
子どもの病気への対応も、時間のある育休のタイミングでしっかり調べられたことも我が家では助かりポイントでした。
終わりに
一時的な入園生活ではありましたが、園での出会いをはじめ、いろいろな経験ができたことが長男にとっての宝物になりました。親にとっても、長男の人生を彩ってくれる種まきになってくれたのではないかと感謝するばかりです。
子どものことになると、「全部自分でやらなきゃいけない」とつい思ってしまうのですが、そんなことは決してないんです。家族だけで子育てをしなければいけないこともないんですよね。
行政をはじめ、身の回りには自分たちの子育てを助けてくれるしくみやサービスがたくさんあります。家族じゃないところの助けを上手に使いながら過ごすことで、ママ自身の生活にもゆとりができることに今回気付くことができました。
二人目育児を考えている、まさにこれから!というみなさんの役立ち情報になれば幸いです。