子どもの食事を考えること。私自身、親として大事にしたいなぁと思っていることです。
1人目のときは、お米も野菜も裏ごしして、冷凍して、スプーンひとさじからゆっくりと…と育児本通りの離乳食を進めていました。
2人目がうまれて、「あぁ、また裏ごしをするんだぁ」と思っていた時、「目から鱗!!」な離乳食の方法を知ることができました。
今回はそんなかめこ的「目から鱗!」な離乳食の進め方を実際の様子からご紹介します!
「BLW」って?

我が家の次男は、「BLW」という方法で離乳食を進めています。
「BLW」とは、「Baby-Led Weaning」の略で、食べる物や量、食べるペースや順番などを赤ちゃん自身が決めるという食事方法です1。
私自身、離乳食ってスプーンで少しずつ「はい、あーん」の方法しかないと思っていました。スプーンをパクッと食べるあの瞬間ってすごくかわいい。
かわいいのですが、ずっと食べさせなきゃいけなかったり、一生懸命作ったご飯を食べてもらえなかったりと心労もたくさん。
そんな中で出会ったBLWという方法は、赤ちゃんが自分でご飯を食べるという方法をとります。大人が「食べさせる」のではなく、子どもが「自分で食べる」ということ。ここに大きな違いがあります。
びっくりポイントとしては、お米も大人のご飯と同じ硬さということ!
お粥にする必要はないのです。
長男の時は少しずつ食べる量や種類を増やしてやっていきましたが、BLWでは、指でやさしくつまんで潰れるくらいの柔らかさにした野菜などをはじめから2種類以上用意して、赤ちゃんの前に並べておくだけ!!
長男のときとはまったく違う方法や段取りにとてもびっくりしました。
いざ!BLWでやってみよう!

「赤ちゃんが自分で食べる?大人と同じ硬さのごはんを?」
?マークがいっぱいの中、恐る恐るはじめてみました。そのときの我が家の次男はこんな感じです。
我が家の次男
・月齢は7ヶ月。
→イスに安定して座れる時期になったから。
・母乳とミルクの混合。
・やりはじめまでご飯は食べたことない。
一般的に離乳食は5ヶ月頃〜からスタートとされていますが、BLWは座って、手づかみで食べるということが大切とも思ったので、我が家では、次男の状態を考えて、7ヶ月という時期にしました。
そして、いよいよご飯の時間!

初めは、(左から)にんじん・だいこん・お米(大人と同じ硬さ)をスティク状にして提供しました。
本当はお皿も必要ないらしいのですが、はじめのご飯ということでお皿に乗せてみました。
「ご飯ってわかるのかな、遊ばないかな」
「のどにつまらないかな、大丈夫かな…」
とにかく不安しかなかったことを覚えています。ここまでで結構半信半疑だったのですが、私の心境がこのあと一変します。

親の心配をよそにとにかくすごく食べました!お米も用意した半分の量を食べ、野菜もほとんど食べ、「あれ?前にご飯誰かあげた?」と思うくらい食べました。
最初は、「これなんだ??」という感じでしたが、ゆっくり口に運び、ご飯だとわかるとどんどん口に入れてしまって、止めるくらい勢いがありました。
そして、お皿も途中から退散してもらって、次男の思い思いにご飯を楽しめるように見守りながら、私自身のごはんをあたたかいうちに食べることができました。
一回食や二回食など、回数は月齢に合う量で進めていましたが、だんだんと次男の方からご飯をじーっと見たり、長男が食べているご飯に手を出すようになったりとご飯への意欲の高まりを感じたので、みんなでご飯を食べる時には少しずつあげるようにしていました。
自分でごはんを食べること

出だしも好調。そう思えたのは、次男が初めてのご飯にも関わらず、楽しそうに嬉しそうにご飯を食べる姿を見ることができたからです。
長男のときは、毎日悩むくらいご飯を食べなかったのです。それでも体重は成長曲線の一番上を常にキープしていたので、大丈夫と思えば大丈夫だったのですが、やっぱり、栄養面や特に鉄分の摂取についてすごく心配でした。
長男と次男の離乳食の違いは、「自分で食べるということ」です。
長男は、大人が主導のごはん、次男は、子ども自身が選ぶごはん。幼いながらに自分で考えることができているんだなとすごく感心しました。
長男の時を思い出すと、自分で食べる経験が増えてきた頃に、ぱくぱく食べ始めていたような気がします。
自分で考えるBLWの方法は、固いものや熱いもの、食べやすいものや食べにくいものを食べ物に触れることで学ぶことができます。
ぐちゃぐちゃにすることもボロボロにすることも、赤ちゃんが遊んでいるのではなく、食事を全身で行って、食べることを学んでいるんですね。
次男も1歳になりましたが、手羽先も豚肉も、お魚も何でもぱくぱく食べます。自分の手で、口で、自分で体感した食事に自信があるからこそ、ぱくぱく食べるのかもしれません。
BLWは汚れることも子どもの学び

BLWはとにかく汚れるので、我が家では、米粒が床に散乱してしまうことを何とかしたくて、必ず新聞紙を敷いてご飯を食べるようにしていました。
米粒まみれの次男は可愛いのですが、米粒が落ちる床は可愛くない。
「BLWってすごく汚れるなぁ…。」
やり始めた当初は、これが毎日ずっと続くのかと、我慢できない時は大人が手伝うようにしていました。だんだんとお米は大人があげて、おかずは自分でという形で進めていましたが、ある時、お米を食べる様子を何だか観察したくなって次男の食べっぷりを観察するようにしました。
すると、手についた米粒を上手に一粒ずつお口で食べているのです。
「これは!!!うちの子、天才なのでは!!!!」
と、旦那にすぐ連絡。その日から、良かれと思って行っていたお米を食べる手伝いをすることをやめました。
汚れることも学び。子どもなりに、汚れないように、もしくは、汚れたらを考えながら、気づきながら頑張っているんだなと感心しました。
子どもから学ぶこと・親ができること

「赤ちゃんだから手伝ってあげなきゃいけない」
「赤ちゃんだから大人がやってあげなきゃいけない」
今回のBLW実践を通して、上の二つの考え方を改めることができました。私が親としてしていきたいことは、子どもが考える機会をたくさん作って、子どもが自分で行動している姿を見守ることなんだなと。
子どもから学ぶことはとにかくたくさんある!だからこそ、子育ては楽しんだ!と。
そう思えるのも、BLWについて教えてくださった先輩ママや家事代行さん、助産師さんなどたくさんの繋がりがあってこそだと思います。たくさんの方に支えられて育児ができている環境にありがたみを感じるばかりです。
育児に正解はありません。たくさんの試行錯誤が必要になるときもあります。そんな試行錯誤の参考になれば幸いです。
- BLW「一般社団法人 日本BLW協会」HPより引用(https://babyledweaning.or.jp/about_blw/) ↩︎





