私の家族は、現在22歳の娘と20歳の息子、そして夫の4人です。
子どもの反抗期や青春期を、ひとりの母としてどう接してきたのか?いいのか悪いのかわかりませんが(笑)ひそやかにお伝えしたいと思います。
これはまだ、息子が中学2年生の時のお話です。一緒に遊びにいくお友達の中に、女の子の名前がときどき登場していたので、冗談で「あら、彼女?」と聞いたら意外にも「うん」と言ったんです。
男の子がいるお母さんなら、この気持ちわかっていただけると思うんですが
\ショック!/ ですよね?(笑)
「私のかわいい息子にどんな虫がついたの!?」
と言わんばかりに心がざわつく・・・。
今思えば、なんとまあ器のちっさい母なのでしょう。(笑)
でもその頃は、自分の彼氏を取られたみたいな気持ちになって、「一体どんな子よ!?」とドキドキしたバカ母でございます。
ある日、私が仕事から帰ってくると、玄関に見慣れない靴がありました。
「もしやもしや!」私の心はざわざわっ!!
すると息子が2階から彼女と一緒に降りてきて、小柄な彼女が「こんにちは」と挨拶したんです。
でも不思議なことに、実際に彼女に会ってみると、「ああ、この子が!」という妙な安心感に包まれたのを覚えています。
彼女がいるということを知っただけのときは、ヤキモキだけだったんですが、ちゃんと紹介されて、その彼女とお話できたら、ほっとしたんです。
心がざわつくって、その彼女のことが、どうこうというわけじゃないんですよね。
見たこともなく、会ったこともないから母としては不安になるんですよね。だから「実際に会った」だけで何だか安心したんです。
ちゃんと紹介してくれた息子を、誇らしく思いました。
この後、私も男の子を持つお母さんとして、痛みを伴う人生勉強を多々することになるのですが、その話はまた次回に続く!