富士宮の食と人に惚れ込んだチーズ王子、七富チーズ工房の高木さん

2024.08.05 公開

田園が広がる富士宮市下条に、北海道から移住してきたチーズ王子こと高木宏昭さんが営む七富チーズ工房があります。

以前ハハラッチで取材した時は工房とチーズの紹介でしたが、今回は王子にスポットを当てます! お店が落ち着いて、富士宮の生活にも慣れた今、改めてお話を聞いてきました。

↓ チーズの紹介はこちら ↓

移住して5年経った富士宮の感想は?

朝霧高原の雄大な風景と牛乳の美味しさに惹かれて、北海道から移住してきた高木さん。5年経って富士宮をどう感じているか聞きました。

5年経って生活にも慣れてきましたが、「朝霧高原の牧場と牛の風景、そして牛乳の美味しさに惹かれた」というのは、自分の根幹でもあります。自分で富士宮産牛乳を使ってチーズを作り、自分で食べてみて美味しかった記憶は、忘れられないものです。

北海道でチーズ作りの修行をし、その後もチーズ職人としての道を極めるべく様々な場所へ赴いた経験から、県外から来たからこそ気がついた富士宮の特徴があるとのこと。

それは、「富士宮の人は穏やかな人が多い」

とても住みやすいと実感した高木さん、なんと!
婚約者さんに富士宮に来てもらって結婚するそうです。

新しい家族の誕生を肌で感じられる、それも富士宮のいい所なのでしょうね。

チーズに関する相談はおまかせ!

チーズ100g作るのに必要な牛乳は1ℓと言われています。トーストのお供、スライスチーズで例えるなら約5枚分(1枚約18g✕5枚=90g)で、チーズは栄養価が高いと言われる理由がここにあります。

さらに七富チーズ工房で使用する牛乳は、全て低温殺菌をしたあと検査で合格したものだけを使用。妊婦さんでも安心して食べられます。

とはいえ不安はつきもの。そんな時はぜひ高木さんに相談してみてください。

「妊娠中に食が変わって大好きなチーズが食べられない!」「保健指導でチーズを避けるように言われた」なんて場合でも、チーズ職人の視点からアドバイスがもらえますよ。

時期的にも栄養をつけないといけないと思うので、チーズは食べられないと思わずに、うちのチーズは安心して食べてください。相談も気軽に来てください。

チーズ職人としてたくさんの人にチーズを美味しく食べてほしい。その思いが溢れていました。

まだまだ進化し続ける七富チーズ工房

今後の夢や展開はありますか?と伺ったところ、重大ニューズが聞けましたよ。

1つ目は2024年の夏に、アイスクリームを販売する静岡店がオープン予定!
なんでアイス?と思いきや、実は大学生の時に牛乳の美味しさに目覚め、アイス屋さんを起業した経歴の持ち主なんです。

2つ目は小さな子でも食べやすい「さくチーズ」の味の展開を計画中。
このさくチーズは手で引き裂いて食べるストリングタイプのチーズで、現在はプレーン味のみです。そこに静岡山わさびやガーリックなどを使って、味の幅を広げたいと話してくれました。

王子はチーズが心底大好きな職人さん

チーズだけでなく惚れ込んだ富士宮の魅力も、いろいろな人に知ってほしい。そう語る高木さんは本当に生き生きとしていて、こちらまで元気になれるような人柄でした。

そんな素敵すぎる七富チーズ工房のチーズは直売所以外にも、JA富士宮 う宮~な、道の駅朝霧高原、富士ミルクランド、そしてネットショップでも購入できます。

またInstagramではチーズの美味しい食べ方なども投稿しているので、直営所で初めて見るチーズにも挑戦したくなっちゃいますよ。

ぜひチェックしてみてくださいね。

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ハハラッチライター

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ちかちか

やりたいことたくさん!家族大好き母さん 富士市出身だけど、幼少期は転勤で引っ越し三昧。結婚して富士宮に落ち着いた1児の母です。料理に裁縫、ガーデニングとやりたいことがたくさん!でも今は、子育てにてんてこ舞いです。富士宮は思ってた以上に子育て中のママにあったかい街。そんな街の魅力を、好奇心とともに発信していきます。

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