おでかけ
2017.09.13(更新日)

皆さん、今年度から「世界にはばたくこどもたち育成事業」が始まったのはご存じですか?

 

この事業は、市内在住の中学生が、ニュージーランドに10日間滞在し、
ホームステイや現地学校での英語研修をするというもので、今年度から新しく始まった事業です。
この夏休みに、実際にニュージーランドを訪問してきた中学生30名が
事後研修会兼市長表敬訪問をするというので、取材に行ってきました!

参加中学生の条件は?

募集は、今年は4月5日~5月19日で行われました。
条件は、富士宮市内在住の中学生で、事前研修、本研修、事後研修の全てに参加できること。
基礎的な英会話能力を有し英会話に興味のある人生徒、などで、募集定員は30人。
今年は50人ほどの申し込みがあったそうです。
申込者は作文を提出し面接を行った上で、
その中から30人が見事合格となり、参加が決定したとのこと。

費用は?

費用は、往復航空運賃、国内諸経費、海外プログラム費用、宿泊食費、現地サポート費用など、
総額33万8,000円で、その半額を市が助成!
半額は大きいですよねぇ!
※就学援助家庭等はこの限りではないそうです。

 

ニュージーランドでどんなことをするの?

実際にニュージーランドに行ったのは、夏休み中の7月29日~8月7日の10日間!
ニュージーランドではホストファミリーのご自宅に2人1組で生活させてもらったそうです。
また、ネイティブ講師による英語クラスや、マオリ文化(ニュージーランドの先住民)の体験、
現地校生徒との交流、観光やホストファミリーとのさよならパーティなどをおこなったとのこと。

報告会場では、実際にニュージーランドで撮影した写真のスライドショーも流れていました。
現地の方と楽しそうに写真に映る中学生たちが映し出されていました。

 

参加した中学生の感想は?

参加した中学生たちが、市長の前で感想を1人ずつ話す時間がありました。
学校も学年もバラバラの中学生たちでしたが、
熱い気持ちが感想に出ていましたので、少しご紹介します(^_^)/

『現地の人や現地の学生と話して、日本とニュージーランドの共通点や違うところが発見できた。新たな目標も見つかって、すごく有意義だった。』

『英語のリスニング能力があがった。
相手の話を聞くという大切さに気づけました。』

『自分で立てた目標は、ニュージーランドの文化を学ぶこと。達成できた。
ホストファミリーがとても優しくて、ありがたかった。』

『初めての体験ばかりだった。きっと一生忘れないと思う。』

『ニュージーランドの美しさやよさに触れ、日本のよさにも気づくことができた。これからも英語を使って、様々なことにチャレンジしたい。』

『生の英語に触れて、もっと英語が好きになった。
英語を使った活動にこれからも参加して成長していきたい。』

『伝わるか不安だったからこそ、伝わった時感動した。
自分の自信につながった。』

『ニュージーランドでアンケート調査をしてみました。ニュージーランドに自慢はありますか?という質問には、100%の人があると答えた。自然環境に関して課題はありますか?という質問には、78%の人があると回答した。課題は、大気汚染やゴミ問題があがっていました。アンケートから愛国心や自然を愛しているという気持ちが伝わってきた。日本との違いにも気づけたので、未来に活かしていきたい。』

『いつか海外で働きたいという夢に1歩近づけました。』

どうですか?すごくないですか??
私は、この感想を聞き、感動してしまいました。
この10日間がこの中学生たちにとって、
本当に大きな経験になったということがよくわかる感想ばかりでした。

 

市長から「第2期も続けていきたい」というお言葉

市長は、参加した皆さんが帰国後に書いた感想文を全て読んだそうです。
出発前は自信のなさそうな様子だったが、
今は一回りたくましくなり自信を持って帰ってきてくれたと、とても嬉しそう。

『英語力を高めるためには、読み書きだけではなく、実際のコミュニケーションが大事。
この訪問でそれが実感できたと思うので、この経験を活かしてこれからの人生を歩んでいってほしい。
この事業は、中学生の英語力の向上、国際感覚の向上、人間的成長につながる事業だと感じている。
これからも富士宮市は、世界に羽ばたく子どもたちを応援し、国際文化都市にしていきたい。
この事業はこれからもずっと続けていこうという思いを強くしました』という言葉がありました。

 

参加したのは特別な子なの?

いったい参加していたのはどんな子なんだろう?と、来ていた保護者の方数名にお話を伺ってみました。

保護者のAさんは、中学3年生の娘さんが参加。
学校から今回の事業のチラシを持ち帰り、自分で参加したいと言ってきたそうです。
受験勉強もあるし、お金を出してくれるお父さんに自分で説得することができればOK、
という条件を出したそうですが、娘さんはそれをクリアし、参加することになったそうです。
小学3年生から英語を習っていて、日頃から海外に興味のある娘さんとのこと。

保護者のBさんは、中学1年生の息子さんが参加。
特に英語を習っているわけではないけれど、おもしろそうということで、
自分でこれに参加したいと言ってきたとのこと。

また、「参加した中学生にもなぜ参加したの?」と聞いてみました。
すると、海外に行ってみたかったし、いつか海外で仕事をしたいとも思っている、との答え。
参加したいと申し出た時、留学経験のある両親はすんなりOKしてくれたと言っていました。

他にも何人かに話を聞きましたが、自分からこの事業に参加したいと言ったと答えた子ばかり。
見た感じはみんな、今時の普通の中学生でしたが、
話を聞くとみんなしっかりしていて、はっきり話す子ばかりで、さらに感動したのでした。

申し込みにも、作文と面接が必須で、事前研修も学校が終わってからの夕方の時間帯に数回あり、
10日間親元を離れ海外でホームステイし、事後の感想文提出や研修もある事業です。
そう簡単な気持ちでは参加できないと思います。
でも、そういった経験1つ1つを通して大きく成長したのであろう中学生たちの目は、
キラキラ輝いて見えました。
この年代で、将来のことを見据えチャレンジする姿に、大人も学ぶことの多い事後報告会でした。

 

この事業、来年度も続けたいと市長はおっしゃっていましたので、
興味のある方は、また来年の春頃の市の広報をチェックしてみてくださいね。
うちの子が中学生になる5年後にもぜひ続けていてほしいなと思いました!

 

 

 

ハハラッチライター

REX

REX

自然ガイドだけどテレビも好き♡ 千葉県出身の2児の母です。富士宮歴は8年。本業は、自然ガイドです。自然を楽しめるスポットから飲食店や公園まで、幅広い情報を発信していけたらと思っています。