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2019.02.14(更新日)

突然ですが、皆さんは市議会と聞いて、どんな印象がありますか?

政治家さん…

偉い方々…

堅苦しそう…

遠い世界…

私の持っていた印象はこんな感じ。ぼんやりとしているけれど、決して「いい印象!」でなかったことは確かです。

 

 

そんな私ですが、今回「富士宮市議会にインタビューしてみよう!」という、富士宮市とハハラッチのおもしろ企画に参加してきたんです!

議会の「ぎ」の字もわからないまま挑んだ富士宮市議会取材。

 

けれど最後には、

「面白かった!」

「なんだ!議員さんってこんなに身近な存在なんだ!」

「私たちにも意見を届けられる可能性がたくさんあるんだ!」

という、希望でいっぱいの晴れ晴れとした気持ちになっていました。

 

 

 

今日はそんな機会となった、富士宮市議会インタビューをレポします☆

 

 

 

市役所の2階に、訪れたことのない空間。

「富士宮市議会」の中の、正副議長応接室に案内していただきました。

 

歴代の富士宮市議会議長の写真に背後から見守られ、何とも言えない緊張感が漂います…笑

「この部屋にこんなに女性が入ったのは初めてかもしれない」と言われ、更に背筋が伸びる私。笑

 

「子どもは確実に初めてだろうな~」と言われても動じない、いつも通りの我が子。初入室、光栄です!笑

 

 

今回ハハラッチの取材にお答えしてくれたのは、富士宮市議会の議長・手島皓二さんと、副議長・望月芳将さんです。

左・手島議長 右・望月副議長

 

ハハラッチの活動について望月副議長は、

「発足の時から知っていた。外からの注目度が高く、今後も注目しています。」

とおっしゃってくれていました!

 

話し出すと、とても柔らかい印象のお2人。

徐々に緊張感もほぐれ、どんどんお話が広がっていきました。

 

 

まず、「なぜ議員になられたのか」という質問です。

 

まずお答えいただいた手島議長は、

「議員になるには、政治に対する志・使命感と、選挙が好きという気持ち、この2点が必要だと思う。

選挙は歩くことが基本だから、歩きたくない人・好きじゃない人には出来ない。

私の場合は元々はサラリーマンをしていて、ある時社長に選挙を勧められ、出馬することになったのがきっかけ。

後援会の皆さんと一緒にやっているという意識があって、応援してくれている約2000人の代表だと思うと、勝手なことは出来なかった。」

と、議員を24年間続けていることをお話してくださいました。

 

一方望月副議長は、

「祖父が元市長なので、幼い頃から政治が身近にあった。

29歳で初当選して議員になりましたが、その時も『自分はこれをやっているのが自然だな』という感覚だった。

結婚も、『この人と一緒にいるのが自然だな』と思う人と結婚するでしょ?それと同じ。笑」

とのお答えでした。(納得!)

 

そして話題は女性議員の人数のことに。

「今富士宮議会では、22人中女性議員は2人。

女性議員を増やそうと言われるが、実際には手を挙げる人がなかなかいません。

これは若者も同じ。

確かに家庭を持つ女性にとっては、議員の仕事と並行するのはなかなか難しいことだと思う。

実は男性にとっても難しい面はあり、年俸の半分近くは政治活動に使わなければならないのが現状。

土日も活動する中で、家族を守っていくのは難しい。

覚悟がないと、出来ないんです。」

 

 

議員になると、議会や委員会などで拘束されるのが約100日で、それ以外に地域の諸行事、勉強会や視察、お祝い事やご不幸などが、ほぼ毎日重なります。議長になると土日もなくほぼ365日拘束されるのだそうです。

女性議員の数をもっと!ってよく聞くセリフではあったけれど、実際に手を挙げる人がいないというのが最初の難関だったのですね。。

 

「議員はまず区を代表して出てくることが多いので、そこに女性が出てくるという素地をどう作るかがポイントになると思います。

人が3人集まれば雑談が始まる。女性はそういうの得意でしょ?それがもっと人数が増えれば議論になり、もっと大きくなると作戦会議になる。

議会もそういう仕組みを作っていきたい。」

 

と、望月副議長はおっしゃっていました。

 

「議会がないと、政治に対して誰も意見が言えなくなる。それじゃあダメ。

議会にはその役割があるんです。

だから大変でも、使命感を持ってやっているんです。」

 

と、手島議長の熱い志もお聞き出来ました。

 

 

 

では、私たちの声はどうしたら市に届くのだろう?という疑問が湧いてきます。

 

「審議会や委員会で意見を出すというのが1番近いが、身近な議員がいればその人に相談したり提案してみるのも良いと思います。

例えば、富士宮市の不妊治療に対する補助金の予算や、子どもの医療費の補助(500円/回)が高校生までに対象が拡大されたのも、全部市民の声から始まったこと。

こういう事例はたくさんあるので、まずは声を上げてほしいと思う。

お母さん方は特に!

議員は男性が多いので、子育てや女性特有の問題は、我々にはわからないことがたくさんある。

新しい意見をどんどん聞かせてほしい。」

 

 

私はこのお話を聞いて、遠く感じていた政治の世界がとても身近に感じ、すごく希望に感じました!

 

「もっとどんどん話しかけてほしいと議員は思っていますよ。」

 

とおっしゃっていました。

 

そういえば、選挙の時期になると自宅に訪問してくることがある議員さんに、何となく嫌な印象を持っていました。

それは、「投票してください」ってお願いされるだけだと思っていたから。

だけど、そうやって議員さんと直接話せる機会こそ絶好のチャンスとして、私たちの声を預けることだって出来るんですよね!

 

 

 

そんな私たち市民が出来ることって何だろう?という質問をしました。

 

「施設の建て替えや、色々な新しい事には予算が必要。

けれど市の年間約400億の予算の中で、人件費や物件費等どうしても必要で変えられないものが90%を占めています。新しい使い道を検討する余地があるのは残りのわずか10%程度なんです。

だからと言ってそこで諦め意識を持ってしまっては何も変わらない。

小さなことから変わっていく。

だから皆さんの生活の中でも、少しのことを積み重ねるご協力がほしいと思います。

ゴミの分別とか、自身が健康でいることとか、そういう身近な意識の積み重ねから、少しずつ変わっていくと思う。」

 

政治を遠い世界のものとして見るのではなく、自分達の暮らしの積み重ねが何かに繋がっているという意識が大切なんですね。

 

「どんどん焼きとか、地域の行事にも議員は顔を出してますんで、そんな時に捕まえて、どんどん話しかけてください!」

 

とおっしゃってくれました!

 

 

最後に、議員としてのご自身を、漢字一文字で表していただきました!

 

手島議長は、「志」とお答えくださいました。

「国も地方も1000兆円を超える返せない程の借金がどんどん増えている。

将来子ども達に借金を残すということには絶対にしたくない。

それが変わらない志です。」 

 

そして望月副議長のお答えは、「笑」

「何のために政治をしているかって、喜んでもらうため・笑顔になってもらうためにしている。

以前、議会だよりの愛称を一般公募した時に小学生が送ってくれた「笑顔のために」という言葉があった。それを見て、本当にその通りだと思った。」

 

 

こうしてお話してみると、とても身近な人で、同じ富士宮市の住人。

この土地を、みんなにとってより良くしたいという気持ちは同じなんだなと実感しました。

 

 

最後にハハラッチから、お母さん達と議員さんとで話せる座談会などの場をやってみたいと提案してみると、

「是非是非やりましょう!そういう場が必要なんですよ!」

と、お2人も快く賛同してくださいました!

 

最後には楽しくなってこの笑顔♪

 

 

政治って、自分の声を届けることが出来るんだ☆

そんな希望が宿る機会となりました。

自分が声を上げる1歩が未来の何かに変わるのかもしれない。

そしてその1歩も、案外気楽に踏み出せそう♪

 

お母さん達が声を出すことが、子育てしやすい街づくりに繋がり、少子化対策にも繋がり、女性議員の席が増えることにも繋がるのかもしれないな~と、ワクワクしました!

 

議員さん達との座談会、楽しみです♡

 

ハハラッチライター

あっこりん

あっこりん

まだまだ遊び足りないイケイケmam♡ 看護師・保育士・アフリカンダンサーの顔を持つ3男子の母。「全ての子供達に性教育を届けたい!」という野望を胸に、妊娠・出産・生理やパートナーシップのことばかり考えています☆富士宮在住歴4年目。母になっても仲間と飲んだり踊ったり、まだまだ遊び足りないイケイケ母ちゃんです♡