日頃の備え、子どもと一緒に防災はじめ。防災お菓子リュックを作ってみました!

2022.03.10 公開

防災グッズや非常食のストック方法など、巷にはたくさんの関連情報が広まってきていますね。
震災以外にも水害や噴火の脅威など、被災時の備えの一つとして「防災お菓子リュック」作りにチャレンジしてきました!!

防災お菓子リュックってどんなもの??

名前の通り、お菓子が入っている「防災リュック」です。

避難時、両手が開くようにリュックに避難グッズや貴重品などを準備しておくことが多いかと思います。市販されている防災グッズのセットもリュックに入っているものが多いですね。
防災お菓子リュックはそれらのお菓子バージョンになります。

避難時には子どもが好きなおやつや甘いもの、日常食べているものに触れることで少し気持ちが落ち着くのでないでしょうか。大人だって毎日乾パンなら……ちょっと悲しくなってきちゃいますよね。
日常で食べているものを遊び感覚で非常時仕様へ自分で作ってみる、それは子どもの防災意識への一歩になります!!

今回は母力向上委員会の防災チームでの自主企画として幼児から小学校中学年までの親子が集まり、取り組んでみました。

作り方はとっても簡単!!

自宅にあるものを応用することでいつでも手軽に作ることができます。

準備するもの

  • ジッパー付き保存袋(リュックとして背負うので大きめのサイズの方が良い)
  • 毛糸や紐など(身体に食い込みにくいように太めの物)
  • ガムテープ(養生テープやマスキングテープのようなはがれやすいものはNG)
  • 中に入れるお菓子
  • 大きな音を出さずに静かに遊べるオモチャ類
  • 折り紙や包装紙など目隠しになる紙
  • 飾り付け用のシールやペンなど

以上です。どうですか?特別なものではなく、家にあるものが多いですよね?

作り方

  1. お菓子の賞味期限の確認をし、最短の日付をジッパー付き保存袋のわかりやすいところに記入する。
  2. ジッパー付き保存袋の中にお菓子やオモチャなどや外からの目隠しになるように紙類をいれる。
  3. ジッパーを締め、上部を折り返し、その間に毛糸を通してガムテープで止める。
    (リュックの上部になる部分)
  4. 紐の両端にそれぞれ結び目を作り、結び目ギリギリのところでガムテープで止める
  5. ジッパー付きバックの両下端にガムテープで止める(肩ひも部分)
  6. 飾り付けをして完成!!

家にあるもので簡単に作っているようですが……実はすべてに意味があるんです!!

  • ジッパー袋は冷凍や電子レンジに耐えられるものでもあり、意外に丈夫であること。雨など急な水濡れも大丈夫!!そして軽い!!
  • 太目の毛糸にすることで肩へ食い込みにくくする。分解して紐として使えるしあやとりなどの遊び道具にもなる!?
  • 紙類での目隠しは、プライバシー保護や中身を巡る不要な争いを避けるため。紙類を塗り絵やノートなどに変えることで遊び道具のバリエーションも広がる!?
  • 静かに遊べるオモチャは、トランプやかるたなどやポケットサイズの将棋盤やオセロなど、避難所などでも遊びやすいもの。不特定多数が集まる場所では大きな音がなるものは避けた方が良いかなと思います。
  • バッグに飾り付けをすることは、自分の心を守るためにもなります。自分の好きな物や心が落ち着くものがあれば、唯一無二の大切な避難グッズになりますね。

あなただけのオリジナルな防災お菓子リュックを!!

準備する物に上げたものはほんの一例です。年齢や趣味、好きな物によっても入れるものはかわってきます。
実際に作っているときに、参加しているお子さんから「パパの大好きなビールを入れて作ってあげたい」なんて声も(笑)

食物アレルギーなどで食べられるお菓子が限られている場合など、日頃食べているものが準備できていればとっても安心ですよね。

ぜひ、家庭のなかで目立つところに置いておき、賞味期限が近づいたら食べて新しいものを作るというお菓子ローリングストックにも活用してみてください。

個人的には…

現在はコロナ禍によって遠方へ移動は自粛していますが、移動が出来るようになったら自家用車での移動時の「お腹がすいたよ~~~!!!」という子どもの叫びのためのストックとして車に積んでおくのもいいかな、とおもいました♪♪

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ハハラッチライター

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kaoru

男子3人のママ!!毎日がドタバタ、でも楽しい♪ 北海道出身、夫と男子3人の5人家族。都会にあこがれて本州に上陸し、気がついたら富士宮歴10年目越え。男子3人が満足できて、大人も楽しめる場所を探しています♪

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