本好きにしたいママ必見!!赤ちゃんから絵本を楽しめる「子育てタイム」♪

2018.03.24 公開

こんにちは!ハハラッチ2期生のKaoruです。

突然ですが、皆さんは図書館にはどれくらい行きますか?

私はもともと本が好きなのもあって、小学生くらいから市の図書館や学校の図書室は身近な存在でした。

しかし、出産後から毎日のお世話や日々の暮らしに追われてしまい、自分の好きな本を選んでゆったり読む、という時間はなかなか持てないでいます。

それでも我が子が成長するにつれ、子どもたちと絵本を読む機会が増えてきたので、また新たな図書館との付き合いが始まりました!!

市立中央図書館に行ってきました!

いつもは5歳・3歳の兄弟が読む絵本を中心に借りています。

最近、本を借りるだけではなく、図書館で配布しているチラシが気になっていました。

上の写真にもあるように、市立中央図書館では、毎週、子ども向けのおはなし会・絵本を読む会を開催しています。

今回は毎週木曜日10時から開催される「子育てタイム」に5か月の乳児とともに参加してきました!

そしてママたちが気になる、読みきかせのコツなども伺ってきましたよ~!

子育てタイムってどんなことをするの?

子育てタイムでは毎週木曜日午前10時から12時まで児童コーナーにある「おはなし室」を開放し、職員さんが絵本の読み聞かせや本の紹介をしてくれます。(市立中央図書館・芝川図書館で開催)

 

10時頃から親子がおはなし室に集まり、担当の職員さんがおすすめの絵本を持ってやってきます。

おはなし室は児童コーナーにあり、中は絨毯敷きになっていて靴を脱いで入ります。

 

まだしっかり歩けない時期のお子さんや、ねんねの時期の赤ちゃん連れでも安心して過ごすことができますね。

扉は開放されているので時間内の入退室は自由になっています。

お部屋の中には30冊程の絵本がぐるりと並べて置いてありました。子どもたちはそれぞれ自由に読んでもらいたい本を担当の職員さんに渡して、順番に読み聞かせをしてもらいます。

今回の取材時は3か月から小学生までのお子さんと一緒の8組の家族が参加していて

初めて来たという方から何回も来たことがあるという常連親子まで、絵本の世界を楽しんでいました。

そしてここでは、さすが!!図書館の職員さん!!!と思うことが。

絵本を読む前後に対象年齢や本のねらい、楽しいところなど、絵本についての解説や作者のことなども併せて教えてくれます。

子育てタイムを作ったきっかけって?

子育てタイムについて、担当の鈴木貴子さんに色々お話を聞いてきました。

子育てタイムは富士宮市でブックスタート(6か月健康相談のときに市からお子さんへ2冊の絵本がプレゼントされる)が開始された2013年より始まったそうです。

 

図書館では、小さい赤ちゃんの頃からもっと気軽に図書館に来て本と触れ合ってほしいという思いがありました。

しかし、実際は、ママたちから「子どもが泣いたり騒いでしまうので気兼ねしてしまう」「子連れで出かけるには荷物が多くなりがちなので出かけにくい」といった声が多く、なかなか足を運んでもらえなかったそうです。

そこで、小さい子どもを連れて来館しやすいように、おはなし室を開放して絵本に親しんでもらおう、と始まったのが「子育てタイム」なんだそうです。

 

子育てタイムの利用者はどんな方?

子育てタイムは、6カ月健康相談時のブックスタートでお知らせをしているので、だいたい6か月くらいの赤ちゃんくらいから参加される方が多いようです。

実際には3カ月くらいの赤ちゃんから小学生くらいまで、幅広い年齢の子どもたちが参加しています。

担当職員の方も、じわじわと「子育てタイム」の認知度があがり、参加される方が増えてきているようだ、とのことでした。

取材時に参加されていた方にお話をきいてみたところ、図書館内のお知らせで知ったり、口コミで知ったという方もいました。

本好きの子が増えてほしい!!!

小さい赤ちゃんのときから絵本を一緒に読むことは親子のコミュニケーションにつながる、と担当の鈴木さんは言います。

絵本の物語を理解し始めるのは2歳ごろからと言われていますが、それ以前でも一緒に絵本を楽しめるのです。子どもが成長するにつれ、本離れをしてしまう時期がやってくることがあります。

しかし、幼いころの楽しい絵本の世界の記憶があれば、例えば勉強や部活動をしていて気になったことや知りたいことを本から学ぶことが出来たり、また本を読む時期がやってくるのではないでしょうか。そんなときに図書館を活用してほしいとのことでした。

 

子どもたちがお気に入りの一冊を見つけて、それを繰り返し繰り返し読むことは幸せな時間につながるのでしょう。

確かに、私の中の「本」の記憶は幼稚園で先生が繰り返し読んでくれた「エルマーの冒険」です。今でもその本を見つけると当時のワクワクした気持ちがよみがえります。

自分の子どもたちにも、そんな幸せな体験をしてもらいたいですね!

絵本選びのコツ!!

最後に、職員さんにママたちが気になる絵本選びについてコツなどを聞いてきたのでシェアしたいと思います。

質問1・いつも同じ本ばかり読みたがる。

子どもは知っているお話などを読むことで安心感を得ることができる。その絵本がお気に入りなら、どんどん読んであげてほしい。お気に入りの一冊をみつけてください。

質問2・対象年齢は関係ありますか?

目安にはなるけれど、対象年齢外だからといって読めないわけではない。年齢に関係なく、大人が絵本を読んでも面白いですよね。絵本に迷ったら職員に相談してみてください!!

質問3・読み聞かせのコツ

絵本の物語がわかるのは2歳くらいから。それまではリズムのある絵本や一緒に歌いながら読んだり、子どもの好きな方法で読んでみてください。読み聞かせの方法や読み方は一つではないので、読み手の読み方の違いがあるのもまた楽しいです。

基本情報

・子育てタイムが開催される児童コーナーは一階東側にあります。

写真右側が1階入り口、左側が返却カウンター

・子育てタイムの時間は多少騒がしくなってもご理解くださいと、周知してくださっているそうです。

・コーナー内に子ども用のトイレ、ベビーベッド(おむつ替え可)と水飲みが設置されています。

子ども用のトイレとベビーベッド

(他にも1階と2階に多目的トイレがあり、おむつ交換台もあります。)

・図書館の中はフラットになっているのでベビーカーも使用可能です。(エレベーターあり)

・図書館内では指定場所以外での飲食は禁止です。

・授乳を希望の際は職員さんに声をかけてください。授乳できるお部屋を案内してくれます。

・1階入り口にはイベントなどのお知らせが掲示してあります。図書館利用の参考にしてみてください。子育てタイムの他、図書館のイベントのお知らせは、図書館のホームページや、ふじのみや妊娠・子育て応援ナビ、図書館だよりなどの行事予定にも掲載されています。

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ハハラッチライター

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kaoru

男子3人のママ!!毎日がドタバタ、でも楽しい♪ 北海道出身、夫と男子3人の5人家族。都会にあこがれて本州に上陸し、気がついたら富士宮歴10年目越え。男子3人が満足できて、大人も楽しめる場所を探しています♪

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