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富士宮の小学校は、来週から楽しい夏休み!
子どもたちの頭の中はわくわくでいっぱい。
一方で毎年悩ましいのが、たくさんの宿題……その中でも自由研究じゃないでしょうか?
「何をやってもいいって言われても、何をしたらいいのかわかんない」
「やってみたい実験はあるんだけど、どうやってまとめていいのかわかんない」
そんな富士宮の子どもたちの強い味方!
夏休み自由研究相談会が、市内の図書館で開催されていますよ。
今回小学生の娘がアドバイスをいただき、とてもよかったので紹介します。
今年は早めにヒントをもらって、楽しく自由研究を終わらせましょう!
自由研究相談会情報
今年度は市内3つの図書館(中央・西富士・芝川)での開催です。
事前申し込みは必要ないので、当日は直接会場に向かいましょう。
相談時間は一人およそ10分間。
他に相談中の子がいたら、名簿に名前を記入して順番を待ちます。
今回は20分ほど待って娘の番がやってきました。
教えてくれるのは佐野昭洋先生
相談にのってくれるのは中央図書館職員、佐野昭洋(あきひろ)先生。
チラシも看板も、似顔絵のやさしい雰囲気がそっくり!
以前は市内の小学校、中学校の教師だった佐野先生。
普段は館内で、通常業務のほかに読書案内をされています。
小学校の図書館見学の時には説明も行っているので、子どもたちにはなじみ深い先生かもしれません。
サンキャッチャーの自由研究がしたい!
今年の自由研究、相談したい娘の希望はこれ。
「サンキャッチャーの自由研究がしたい!」
サンキャッチャーとは太陽の光を通すと虹色の影がキラキラと落ちるインテリア。
つるす紐にビーズを通す工作キットがありますが、作るだけでなく研究もしたいとのこと。
じゃあどんなことを調べたい?と事前に聞いてみると、
「……なんでキラキラするのか……?」
ふわっとした方向性に煮詰まる娘でしたが、佐野先生はサンキャッチャーがどんなものかを確認すると、調べるとよいジャンルをあげてくださいました。
光の進み方
はねかえる光の性質
虹のできる仕組み
そうか、虹の仕組みがあてはまるのか!
子どもの頭だけでは浮かばないヒントもたくさん出てきます。
参考になりそうな本を一緒に探します。
「サンキャッチャーの光りかた」なんて題名の本はないので、子どもの力だけで必要な資料を探し当てるのは難しい。
背表紙を見ただけではたどりつかなそうな情報も見当をつけることができるのは、図書館の本をよく知る職員さんだからこその技です。
光の性質はこれから先、小学校高学年、中学生の理科で勉強する単元のもの。
まだすべてを調べ、理解することは難しそうですが、「なんで?」と思った今の気持ちを大切に、娘に取り組めそうな範囲での進め方のヒントをいただきました。
撮るといい写真の種類からまとめ方まで。
自由研究のゴールまでの道筋が見えたので、サポートする親の気持ちもだいぶ楽になりましたよー!
「何をしたいかすらわかんない」でも大丈夫!
自由研究の一番最初のとっかかり、「これがやりたい」すらさっぱり浮かばなかったら。
サポートするお母さんはお手上げ状態ですよね(笑)
そんなお子さんもよく相談にいらっしゃるそうです、大丈夫!
調べる、観察する、工作をする……どれがいい?
1人1人と向き合って、子どもの中に眠っている興味を一緒に探ってもらえます。
館内には自由研究のコーナーもありました。
図書館に行けば、たくさんのヒントに出会えますよ。
「研究が広がりすぎて終わらない」もおたすけ!
逆に研究が壮大すぎて、取り掛かってはみたけれど夏休み中に終わらない!!
これも自由研究あるあるかもしれません。
佐野先生はゴールの段階まで見据えて、このくらいのボリュームなら夏休み中に形にできる、とテーマを絞るお手伝いもしてくださいます。
子ども一人一人の興味やレベルにあわせて、まとめにするところまでのアドバイスがもらえる。
これがネットで調べるだけ、親の手助けだけではできない、この自由研究相談会の醍醐味だな~!と、感動する母でした。
魅力がいっぱい、富士宮の図書館に行こう
我が家は2週間に一度、たくさんの本を借りに中央図書館に通っています。
図書館なんてあんまり行ったことがない、という方はもったいない!
「読書は苦手」なママでも楽しめる、楽しい本や雑誌も富士宮の図書館にはいっぱい。
親子で参加できるイベントもあるので、ぜひチェックしてみてください。
改めて伝えたい富士宮の図書館の魅力、これからもハハラッチしていきたいと思います!