どうする母さん!?友達ができない?

2023.08.07 公開

子どもを元気づけるためにやったこと、言ったこと、たくさんあると思います。でも自分が発した言葉が、かえって子どもを傷つけることになってしまったら・・・。

2023年現在は、23歳となった娘が中学生の頃のお話です。

↓ 左が娘、右が私(念のため)

私自身は、良くも悪くも深く物事を考えずに、行動する生き物なのですが、娘は対照的に石橋を叩いても渡らない慎重派の性格です。

娘が中学生の頃、初めての林間学校があり、「勉強しなくていいなら、楽ジャーン!」と思う私とは反対に、「イヤだ!行きたくない!」を連発していました。

一応はね、相手の言うことを「うん、うん」って聞いていましたよ。
でもね、ネガティブな話を聞いているうちに、こっちだってストレスが溜まる!
繰り返し、グチグチとこぼす娘にイラっときて、ついに言っちゃいました!


ああ・・・ダメ母・・・。

ええ、ええ、わかってます!わかってますよー!!
帰ってきた夫に一部始終を話して、「何であの子はこんなにネガティブなんだろう?」って言ったら、

「そりゃあ、やったことのないことをやるんだから、不安でしょ。」

「初めてのことだから、不安で不安で仕方なくて、心細くて、苦しいんだよ。」

「その不安を言葉に出すことで、不安をかき消そうとしてるんじゃないの?」

その日から、林間学校のことは一切口に出さなくなってしまいました。一人で黙々と林間学校の支度をする娘。

独り言だったのに、不安だったからなのに、自分を勇気づけようとしていただけなのに、まったく余計なことを言ってしまった私。

人の話を、ただ黙って聞くということが、どんなに難しいか、身をもって知りました。

前向きな言葉を発すると、前向きになれるのは想像できますが、後ろ向きな言葉を発することで、不安をなくそうとしている子もいるのですね。
せめてせめて、こんな私の失敗が、どなたかの参考になりますように。

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ハハラッチライター

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信江

富士宮育ち|ピラティスインストラクター|一男一女の母 50歳から始めたサイクリングで夫とヨーロッパ一周するのが夢。 自分が子育て真っ最中のときは、余裕がなかったけど、これからは社会貢献できるよう、富士宮市民の優しさと住みやすさをお伝えしていきます。

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