富士宮で愛されて60周年!洋菓子店『マルキーズ』

2025.04.16 公開

大月線沿いにある赤い屋根のお店、「洋菓子のマルキーズ」。
なんと創業60年を迎えるそうです!

レトロな雰囲気の店構え、気になっていた方も多いのでは?

今回は富士宮で長年愛されるマルキーズをハハラッチしてきました♫

ショーケースに並ぶ、かわいらしいケーキたち

平日の14時頃にお邪魔しましたが、ショーケースにはたくさんのケーキが並んでいました。
どのケーキにしようかな〜と迷うのも楽しいです♫
手書きのメニューも温かみがあって素敵でした。

マルキーズといえば「メロンシャンテ」を思い浮かべる人も多いのでは?
富士宮で行われた竜王戦のおやつ候補にも選ばれた一品です。
ジューシーなメロンを贅沢につかったケーキ、一度で食べてみたいです♫
取材中も取り置きをお願いする電話があり、あっという間に売り切れていました。

カットケーキ以外にも、ホールケーキや焼き菓子もたくさん並んでいました。
焼き菓子はちょっとしたお土産にも便利ですね。

事前予約でオーダーケーキも注文することができます!
好きなキャラクターのケーキもオーダーできます。

創業60年!親子2代で受け継ぐ洋菓子の味

父・稲葉茂さん(写真右) 息子・稲葉充さん(写真左)

店主である稲葉茂さんは御年84歳!

小さいころから甘いものが好きだった茂さんは16歳で東京の洋菓子店での修行をはじめ、その後富士宮の老舗・江戸屋での修行を重ねたのち24歳で結婚、ほぼ同時期に独立されマルキーズをオープンされました。

奥さんと二人三脚でマルキーズを切り盛りされていた茂さん。
その数年後に長男・充さんが生まれたとのことで、当時奥様は充さんを背中におんぶしながらお店に立っていたそう。

子どもの頃からお店に立つ両親の姿をみていた充さんも、学校卒業後に菓子職人としての修行を重ね、今では親子2代でお菓子を作り続けています。

茂さんは30年ほど前にはこんな豪華なウエディングケーキもつくっていたそう!
今回は貴重なアルバムの写真も拝見させていただきました。

今ではなかなか見ないサイズのウエディングケーキは、脚立にのぼりながら仕上げていたとのこと。
当時の新郎新婦さんとの打ち合わせの際のデザイン画なども大切に保管されていました。

「自分の作りたいものを作れたときが嬉しい。」と笑顔で話す茂さん。
60年以上ひとつの仕事をひたむきに続けること、そんな簡単なことではないはず。
茂さんのお菓子作りへの愛情の強さに、とにかく心を打たれた時間でした。

いつまでもお元気で、お店に立ち続けてください!

店舗情報

駐車場は店舗北側と道路を渡って向かい側に数台分あります。

営業時間は8:00〜19:00
水曜日が定休日です。

支払いにクレジットカードも使用できます。

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ハハラッチライター

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Nyan

いろんな人・モノに出会いたい、作業療法士ママ 富士宮出身。子育て中の今だからこそできることを何でもやりたい!でも家でゴロゴロするのも大好き。子育て世帯はもちろん、誰もが笑顔で健康に過ごせる、富士宮の素敵な魅力を発見していきたいです!

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