毎年楽しみにしているイベント
『いのちと食を考える集いwithふじのみや有機の映画祭』に行ってきました!
今年は10/8(月・祝)に開催されました。
富士宮市は、すご~くたくさんの有機農家さんがいます。
知ってましたか?
そんな有機農家さんたちの集まった組織が「富士山麓有機農業推進協議会」です。
そんなみなさんが毎年10月に映画祭を開催しているんです。
この映画祭は、映画も楽しみなんですが、農家さんたちの美味しいマーケットも楽しみの1つ!
私は毎年このイベントを楽しみにしている1人です(^^)
今年も行ってきましたので、体験レポートです。
会場は、田貫湖キャンプ場の向かいにある「日本大学生物資源学部」の富士自然教育センター。
入ってすぐが会場で奥に駐車場があります。
駐車場も広いのでこの日は満車になることはありませんでした。
入ってすぐのエントランス部分では、富士山ファーマーズマーケットと題して、
約15店舗が出店しています。
どんなお店があるかというと…
なごみ農園さんの4種のジャガイモのポテトフライと、タネストラップ作り
Farmer’sKitchenどってん家さんの、卵・乳製品不使用のパンや鶏ハムバーガー、クッキー
定年帰農集団新鮮組さんの家庭菜園お悩み相談
富士山スズ竹工芸同好会さんのかごなどの販売や草バッタ作り
渡邉飼育センターさんの白米、黒米の販売
くわはら極上種豚育成牧場さんの富士のセレ豚のジャンボステーキ
富士養鱒漁業協同組合さんのマスドッグ
富士山有機農家シードバンクさんのたねdeアートワークショップ
などなど、それはもう安全で美味しいもの、他にはないタネや植物のワークショップのオンパレード!
ついつい食べ過ぎてしまいましたが、いいものや店主さんとの出会いが楽しいマーケットです。
ただし、12時を過ぎた頃から売り切れが相次いでいましたので、食べたい方は午前中が狙い目です★
そして、メインイベントの映画。
毎年1つの食にまつわるドキュメンタリー映画を上映しています。
今年は「カレーライスを1から作る」という映画でした。
武蔵野美術大学で探検家・関野吉晴先生が行っている
一風変わった課外ゼミ活動のドキュメンタリー映画です。
カレーの材料を全て1から作ってみようという授業で、
タネから野菜やスパイスを育て、土から陶器を焼き、海水から塩を作り、鶏を育て肉にするという
途方もない行程を9ヶ月かけて積み重ねていきます。
最後には育ててきた鶏を自分たちの手で肉にするのですが、
卵を産み始めた鶏をここで殺すのか、更に育てていくのかという議論が巻き起こり、
学生たちは対話で様々な意見を交わし、結論を選択していきます。
毎日、何かを食べないと生きていけない私たち人間。
肉も野菜も1つの命。
改めて、そこを認識して食べるものを選択していきたいなと感じさせてくれる映画でした。
また、鑑賞後短い時間ですが、会場にいるみんなの感想を聞く場面もあり、
考えさせられる映画だけあって、そこも楽しみなのでした。
映画は毎年違うものが上映されます。
毎回、食に関するドキュメンタリー映画です。
午前と午後の上映があり、鑑賞料は1人500円で学生以下は無料。
託児も無料(1歳以上~)です。
ドキュメンタリー映画を近場で観られるチャンスはあまりないので、私は毎回楽しみにしています。
まだ子どもが小さい頃は託児もよく利用しました。
有機農家さんの奥様方や子どもたちが一緒に遊んで待ってくれていて、
子どもたちがすごく楽しそうな顔をしていたのが印象的でした。
年に1度のイベントで毎年この10月の開催です。すでに来年が楽しみです!
行こうかな~という方は「富士山麓有機農業推進協議会」さんのFacebookページに
イイネ!しておくことをオススメします。
https://www.facebook.com/fujisan.yuuki/
主催の農家さんたちも、たくさんの人に映画を観てもらいたいと話していましたので、
ぜひ来年はみなさん足を運んでみてくださいね♪