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富士宮市の公式キャラクターをご存知ですか？そう！富士宮市のイメージキャラクターであり、我らがハハラッチ１期生のさくやちゃんです！！富士宮市に住んでいる人は誰もが一度は目にしたことがあるはず！！！ そんなさくやちゃんの形をしたベビーカステラ が販売されているのをご存知ですか？
今回はキッチンカーでさくやちゃんのベビーカステラの販売を始めたゆうきさんにお話を伺いました
さくやちゃん激推しの店長さん
ゆうきちゃんこと萩原ゆうきさんは現在23歳 21歳 中学3年生の子どもがいる 5人家族のママです。何を隠そうさくやちゃんが登場した時からの推し！！さくやちゃんが登場してからはグッズの購入はもちろん、マンホールを写真におさめたり、バスに描かれているさくやちゃんを見ては ニヤニヤしてしまうような生活を送っていたそうです。周りから見たらちょっと変な人に見られていたかもしれない推し活。
キッチンカーを営業しているビューティーサロンひまわりにお子さんが3ヶ月の頃パートとして働き始めました。美容師になりたいと言う思いから子どもたちを保育園に預け、美容学校に入学し美容師の免許を取得。スタイリストとして仕事をされてきました。
ベビーカステラの販売に至った経緯
子どもの手が離れた タイミングで『さくやちゃんを手に取ってもらえるものを作りたい』と思うようになったゆうきちゃん。動かないと始まらない！そう思い、富士宮市の広報へさくやちゃんを使って何か販売ができないかと相談に行ったそうです。すると、広報担当の方も『本当ですか 嬉しいです』と使用許可をＧＥＴ！！様々な候補が出ましたが、さくやちゃんを手に持ってもらいたいという思いから、ベビーカステラを販売することに。
キッチンカーが完成するまで
ベビーカステラを販売するにあたり必要になるのはキッチンカーとさくやちゃんの焼き器。顔が見える関係がいいと、ゆうきちゃんの行動力はとまりません。
キッチンカーは福岡の販売会社まで遠路はるばる伺い、福岡から13時間かけて富士宮へ迎え入れました。可愛いさくやちゃんがたくさん描かれているキッチンカー。このイラスト、実はゆうきちゃんがイラストを描いて市役所に直々に交渉したもの。大好きな天女のさくやちゃんと 推しのさくやちゃんを市役所に持ち込みさくやちゃんを生み出した担当の職員さんと一緒に製作をしたそうです。
そして、カステラづくりに必須の焼き器にはたくさんのさくやちゃんが！この焼き器は富山の会社へ 赴きました。一口で食べられる、持ってかわいいものを作りたいとイラストを持ち込んでデザインを伝え社長さんと話し合いを重ねながら1 ミリ単位で微調整をし、作成させたものだそうです。
なかなか見られないさくやちゃんの後ろ姿もかわいいです。
イベント出店は月に３回
サロンの営業以外にも『さくやちゃん来てくれない？』とオファーをかけてもらうこともあるそうですが、イベントは月に3回程度にされています。その理由として、現在もビューティーサロンひまわりで仕事をされているゆうきちゃん。これまで来てくださったお客様に迷惑をかけたくないという気持ちと、推しであるさくやちゃんをたくさんの人に知ってもらいたいという気持ちが交差する中、どちらも大事にしたいという思いから販売の頻度を調整されています。月に数回の頻度でしか食べられないベビーカステラ。
出会えた時にはいいことがありそうですね。
ちなみにキッチンカーには様々なさくやちゃんが描かれていて、フォトスポットになっています。フォトスポットのさくやちゃんは全てキッチンカーのサイズに合わせて作られたこだわりのもの。ベビーカステラだけでなく、キッチンカーのイラストにも興味をそそられます。
ベビーカステラのメニュー
さくやちゃんのベビーカステラさんは、ベビーカステラと飲み物が基本メニューです。
味はプレーン＋日替わり（緑茶・チョコチップ・黒糖・チーズ ウインナーから1種類）
キッチンカーでは レモネードや ホットコーヒー お子様用にぶどうジュースなどドリンクも販売されています。
ベビーカステラのおすすめドリンクは、なんと緑茶！！販売はされていませんが、自宅で食べる際にはぜひ試してみてくださいね。
こだわりの材料は子どもたちにもなじみのあるアレ
原材料は小麦粉 、牛乳、 卵。はちみつは 不使用なので赤ちゃんにも安心して食べさせることができます。地のものを使いたいという思いがあり原材料にこだわりが。卵は富士宮鶏卵さん、牛乳は小学校の給食でも使用されている 富士の国さんです。小学生の子どもたちはキッチンカーにある牛乳パックをみて、『あ！これ 給食で見たことがある』と反応があることも。
賞味期限は当日だけど冷凍保存もOK
賞味期限は当日ですが、次の日でもしっとりと食べていただくことができます 。ただそれ以上遅くなってしまう場合は冷凍保存がおすすめ。冷凍したものを食べる時はレンジや オーブンで温めるのがおすすめです。ご家庭のレンジなどによって仕上がりが違いますが、500 W のレンジで30秒程度 オーブンだと5分程度、調節しながら温めてみてください。
全て手作業だからこそのおいしさ
おいしさの秘密は生地の製作に機械を使用せずに全て手作業で行っていること。季節に合わせて生地の状態が変わることや 鉄板も温度も変わってくるため、季節に合わせて材料の配合や焼き時間を確認しながら作られています。これまで配合が合わず、とても悲しいさくやちゃんの姿を見ることが何度もあったそう。推しの悲しい姿をバネに今の味を完成させたゆうきちゃん。見た目は可愛くしっとりとしたベビーカステラは手が止まりません。
駐車場について
そんなさくやちゃんのベビーカステラは、通常キッチンカーを営業されているビューティサロンひまわりで購入ができます。
駐車場は店舗前と、向かいにある2つの駐車場スペースになります。サロンを利用されているお客様も使用されているので、空いているスペースに駐車をお願いします。
ひとつだけ残されたさくやちゃんの焼き器
キッチンカーの中には3つの焼き器がありますが、そのうちの1つはまだ１度も焼いていないものがあるそうです。それは、アレルギーのあるお子さんにもさくやちゃんのベビーカステラを食べてもらいたいという思いがあるから。
実はゆうきちゃんの親類には１人小麦と卵アレルギーのある子がいるそうで、その子だけベビーカステラを食べられないのが心苦しい気持ちのあるそうです。アレルギーのある子どもたちにもさくやちゃんのベビーカステラを食べてもらいたいゆうきちゃんは現在 米粉を使用したベビーカステラが作れないか試行錯誤しています。完成が楽しみですね。
今後の展望
仕事の他に家庭教育学級の長をしているゆうきちゃん。活動をきっかけに子どもたちに笑顔を届けたい。
そのきっかけの1つにベビーカステラを活用したいと思い、ゆくゆくは1年に1回ボランティアとして市内の幼稚園や小中学校に行き、子どもたちにベビーカステラを食べてもらいたい思いがあるそうです。
富士宮を知り、その土地のものを子供たちにも食べてほしい……。そこで、富士宮の飲食店や企業様とコラボをしていき、富士宮の良さをたくさんの方に知ってもらいたいとも考えています。ゆうきちゃんが話す言葉の節々に・富士宮のことをもっと好きになってほしい・子ども達が元気になってほしい・さくやちゃんのことをもっとたくさんの人に知ってもらいたい。お話を聞きながら、そんな思いを感じる時間でした。
ゆうきちゃんの活動が結果的に富士宮とさくやちゃんの普及に繋がる、最高の推し活をしているゆうきさんに会いたい方はInstagramに営業日、出店情報が掲載されているので、ぜひ会いに行ってみてくださいね。
