目次
子育ては、じぃじばぁばの助けがあってなんとかやっているというママ・パパも多いのでは?
熱が出た、夜の時間帯の会議に出なくてはいけない、そんな時、子どもたちを預けるのはばぁばの家。
本当に感謝しているんだけど、実は
「いつもお菓子ばかり食べさせられてしまって…」
「オッパイ足りてないんじゃない?なんて言われて傷ついた…」
「0歳なのに蜂蜜入りの食品を食べさせてしまいそうになって焦った…」などなど、
子育て方針が合わない、現代の子育ての常識が通用しない、などの理由で悩んでいるママも多いのも事実。
そんな時、じぃじばぁば世代と現役子育て世代の間を取り持ってくれそうな冊子ができあがったということで、お話を聞いてきました~♪
孫がつなぐ笑顔の輪 子育て応援ブック
冊子を作成したのは、富士宮市健康増進課と声かけで集まった社会福祉協議会職員や民生委員、主任児童委員、更生保護女性会、保健師、助産師、子育て支援団体など8名の市民の方々。
冊子は、A4白黒18ページの大作です。
じぃじばぁば世代にも読みやすい大きめの字なのが嬉しいですね♪
どんな内容なの?
内容は、NPO法人孫育て・ニッポンが提唱する「祖父母の心得 孫育て10か条」や、ママ&パパへの声かけのHAPPYワード・NGワード、家の中の危険を紹介するページや、孫との遊び方・おでかけ場所なども紹介されています。
中でも「子育ての今昔」のページでは、うつぶせ寝はあり?なし??や、白湯や果汁は与えるべきなのか??、日光浴は必ずしなくてはいけないのか?、歩行器は??などなど、20年以上前の子育ての常識と現在の子育ての常識の違いから問題になりやすい項目を取り上げ、丁寧に書いてくれてあります!
これなら、じぃじばぁば世代との食い違いや誤解も解けそう♪
どんなふうに作られたの?
孫がつなぐ笑顔の輪推進会議と名付けられたチームは、半年間にわたりボランティアで会議を重ね今回の冊子ができあがったんだとか。
立場も性別も様々、更にじぃじばぁば世代で孫育てを実際にしているという方や、まだ我が子が小さいという子育て現役世代、そこに助産師さんや子育て世代包括支援センター子育てコンシェルジュさんなどの専門家も交えての話し合いで、内容についてはかなり白熱した議論になったんだそうです。
実際孫育てをしている世代の会議参加メンバーは、預かって困った場面や、現代の子育てで疑問に思うことなどを出し話し合ったり、現役子育て世代からも実際言われて嬉しかったことや悲しかったことなどを率直に出していって目次を何にするかから議論を重ねたそうです。
冊子ができあがったのは4月。
実際冊子を手に取ったじぃじばぁば世代からは、以下のような声をもらえたんだとか。
『昔と今の子育ての違いを再確認できた。』
『嫁と子育てについて共有できることがたくさん増えた』
『孫に初めて果物をあげる時怖いなと思っていたけど、ママに確認するのが大事なんだなと気づいた』
全体的に「こんなに違ってきてるのね~」という声がたくさん聞かれたそうです。
孫育てに悩む祖父母はたくさんいます。時代の変化を受け入れて子育てを応援するために、この冊子を役立ててほしいですね。
どこで手に入るの?
欲しい!と思った方は、富士宮市健康増進課=保健センター窓口で、無料で配布が開始されていますので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
ご自分の孫育てをしている方だけではなく、地域の子どもたちを見てあげたいというじぃじばぁば世代の方の来訪も大歓迎だそうです!もちろん、パパ・ママがもらいにいくこともできますよ。
※5冊以上希望される方は事前に相談してください。
配布、問い合わせ
富士宮市健康増進課(保健センター)
〒418-0005 富士宮市宮原12番地の1
電話 0544-22-2727(おかけ間違いのないようにお願いします)
どうやって渡そうかな?
パパ・ママからこの冊子をじぃじばぁばに手渡す場合、
「何て言って渡そうかな?」「素直に受け取ってくれるかな?」なんて不安に思うママのために、会議参加メンバーのばぁばたちに聞いてみました!
★私「何て言って渡されたら、嬉しいですか?」
★みなさん
「こんな冊子を新しく市が作ったみたいだから、読んでみてね~。みたいな軽い感じがいいかな。」
「息子の嫁に渡されるほうが息子から渡されるよりもいいなぁ。息子からだと余計なことも言われそうだから(笑)」
だそうです!(笑)
「保健センターでもらってきたので読んでみて下さい」
「今話題の冊子らしいです。新聞にも載っていたようでもらってきました。」
「いつも孫を見てもらってありがとうございます。これよかったら読んでください」
などなどの言葉と共に、パパ・ママもぜひ勇気を出して、じぃじばぁばに手渡してみてくださいね♪
もし手渡した後の体験談を聞かせてくれる方がいれば、ぜひ教えてくださいね~♪