たくましく育つ「外神あけぼの保育園」

2023.07.21 公開

大月線沿いにある「外神あけぼの保育園」。

外から見る事はありましたが、こんなに広い園庭があるとは思いませんでした。

想像以上に遊具が沢山ありました。

園内の様子

取材した日は真夏日でしたが、園児たちが元気に遊んでいました。

野外中心の活動という事で、教室には誰もいませんでした。

ただ、必ずみんなで外遊びをするわけではなく、教室で遊ぶのもOKという事でした。
実際、廊下で楽しそうに絵本を読んでいる子も居ました。

日によって自由画を描く事もできるそうです。

専門店より取り寄せた絵の具（顔料）と粉末のアラビアゴム（のり）を混ぜ、水で薄めて丁度よい濃さにして子どもたちに描いてもらっているそうです。

混じりけのない原色と黒・白・黄緑など１３～１４色用意していて、子どもが自分の意志によって色を選び、紙を選びます。

そして何をどのように何枚描くのかなど・・・。すべて自分で決めて描くからこそ、その子の心が表現できます。

０歳でも５歳でも描き方は違ってもしっかり自分を表現しているそうですよ。

水遊びは年齢ごとにプールを使い分けていて、みんなそれぞれ水遊びを楽しんでいました。

1歳半のうちの子はプールや大浴場が怖いですが、確かにこれくらいの小さいプールなら楽しめそうだと思いました。（写真提供：あけぼの保育園）

想像以上に本格的などろんこ遊びが楽しめます。

教室にはおもちゃが沢山あり、うちの子も興味津々でした。

なんと教室には園児たちの手作りの梅ジュースがあり、プールの後などに飲むそうです。

私は今年初めて梅ジュースを作って失敗したので、園児がこんなに美味しそうな梅ジュースを作るなんて凄いなと思いました。

教室にはおもちゃ、絵本が沢山ある印象でした。

子供の成長に合わせて学期ごとに模様替え、おもちゃの入れ替えをするそうです。

絵本は毎月入れ替えをするそうですよ。

キュウリやナス、すいか等を作っているそうです。

年少児は園内で育てて、年中・年長児は園長先生の畑を借りて作っているそうです。

野菜だけではなくヒマワリもあるんだなと思ったら、ひまわり組の子が育ててるそうで、毎年種ができたら小さい袋に入れて全園児に配っているそうですよ。

この立派なきゅうりは年中さんが育てたものらしいです。
自分たちで作った野菜は何倍も美味しいでしょうね。

ちなみに冬は天気のいい日は外で遊んで、室内ではボードゲームなどで遊ぶそうです。
貸し出しもしているそうで、家でも楽しめるそうですよ。

給食は園独自の給食で、管理栄養士さんがしっかり栄養を計算して作っているそうです。
とても美味しそうで、毎日こんな給食が食べられるなんて羨ましいと思いました。

女の子に給食おいしい？と聞いたら「給食大好きー！！！」と大きな声で教えてくれました。

普段自由に遊んでいるので、年長さんは剣道を取り入れ「静」の時間も作っているそうです。
剣道の経験がある園長先生が教えているとの事でした。

立ち方や型などを練習して、親御さんの前で披露するそうですよ。

みんなカッコイイですね。（写真提供：あけぼの保育園）

にわとりや金魚、虫もたくさんいました。

にわとりは元々名前が無かったそうですが、卒業した園児が名付けたそうです。

生き物を大切にする気持ちも育ちそうな環境です。

子育て支援センターも利用できます。

この建物から入って受付をすれば利用できるそうです。（予約不要）

部屋開放：月～金、8：30～13：30
園庭解放：月～金　11：00～12：00

子どものみ、室内にレジャーシートを敷いてお昼を食べて良いそうです。

駐車場は大月線側ではなく、センター前にあります。

※８：３０～９：１５に利用される方は、第２駐車場を利用してください。

住所	富士宮市外神281-1
電話番号	0544-58-4685
園の種類	私立保育園
規模	0歳児約5人、1歳児約10人、2歳児約12人、3～5歳児43人
方針	「意欲と思いやりのあるたくましいあけぼのっ子」を保育目標として保育している
基本保育時間	平日7：00～18：30、土日7：00～18：00
時間外（延長保育）	あり、18：00以降30分毎200円
市の規定保育料以外の月謝（3歳児例）	絵本代月/420円、父母会費月/200円　給食費（主食・副食）月/5500円
送迎	園バス無し、駐車場あり
お昼ご飯	自園給食、保護者弁当の頻度年5回
おやつ	あり
服装	制服なし、基本の服装は私服
入園前クラス	なし
HP	http://www4.tokai.or.jp/akebono/