今年も暑い暑い、富士宮の夏休みがやってきましたね。
子どもとお出かけしたいけど、日差しがあまりに強くてどうしよう……
そんなあなたにおすすめ、「富士山御神火まつり(ふじさんごじんかまつり)」が今週末8月2日(土)に開催されます。
20:00からのクライマックス「神田川昇り」は、間近で見ると迫力満点。
飛びかう水が気持ちいい富士宮の夏の夜のお祭り、昨年体験した桟敷席レポとともに、ご紹介します!
富士山御神火祭りって?
富士山御神火祭りは毎年8月の第一土曜日に開催される、富士宮の炎の祭典。
富士山山頂にある、富士山本宮浅間大社奥宮で採火した「御神火」を市街地に運び、その火を神輿に灯して街中を練り歩きます。
盛り上がりの最高潮は「神田川昇り」。
60から100人の担ぎ手に支えられた神輿が神田川に入り、水流をさかのぼっていきます。
お浅間さんで川遊びをした方ならわかると思いますが……この神田川、富士山の湧き水がダイレクトに流れているのでめーちゃめちゃ冷たい&水の勢いがすごい!
そんな神田川をざぶざぶ昇っていく炎の神輿は、ダイナミックで見ごたえがありますよ。
特別な体験、桟敷席(さじきせき)へ

神田川昇りは立ち見として誰でも見物することができますが、特等席として有料の桟敷席も用意されています。昨年は娘のリクエストにより、この桟敷席を体験することに。

チケットは富士宮市役所4階の観光課窓口で事前に購入。
桟敷席は全席指定・先着順で好きな席を選ぶことができます。
お値段は1席2000円、完売しなかった際には当日券が用意されます。
今年の桟敷席は残りわずかのようですので、気になる方はお早めに!

今回は「水かぶり席」を選びました。
座席に用意されていたのはビニールポンチョ!
これは楽しそうな予感に期待がふくらみます。

注意点としては、川の上に仮設で座席が設けられているために足元に隙間があります。
落とし物は流れていってしまいます!気をつけましょう。
容赦なく襲い掛かる水!!神輿と一体化できる感覚に大興奮
いよいよ神田川昇りがスタート!
大きな掛け声とともに、神輿が川を昇ってきました。
担ぎ手の皆さん、掛け声とともにガンガン水をまき上げます。
しぶきがかかるというレベルではございません。
確固たる意志を持った水の塊が、ばっしゃばっしゃと襲いかかってきます。
これが……とっても楽しい!
テーマパークのアトラクションのようでもあります。
担ぎ手の方々と一緒に、祭りに参加しているような一体感が最高でした。
とにかく容赦なく水が飛んでくるので、濡れてもよい服、バッグ、履物もサンダル等をおすすめします。
立ち見席の道路側にも水は襲ってきますよ~
覚悟して挑みましょう!
富士宮の夏の風物詩、ぜひ間近に体験してみて
神輿との一体感がとても楽しかった、御神火まつりの神田川昇り。
実は一昨年は川の反対側で立ち見をしたのですが、娘は水のかかり具合が物足りなかったようで(笑)
今回は大満足だったようです。
暑い夏の特別な夜の思い出、御神火まつりの神田川昇り。
8月2日はちょっとだけ夜ふかしOKにして、富士宮の夏を彩る御神火まつり、体験してみてくださいね。