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#給食イラスト #食育 #保育園の裏側
長期休みに入るととてもありがたみを感じる“お給食”。
私の年長の娘が通っている富士宮市の公立保育園には、名物とも言える「毎日手描きのイラストとメッセージが描かれる献立ボード」があります。
実はこの献立ボード、隠れファンも多数!
今回は、そのイラストを描いている調理師Yさんにお話を伺いました。

■ どうして毎日イラストを描くの?
#子どもが笑顔になる魔法
Yさんが献立ボードを描き続ける理由は3つ。
- 食の大切さを知ってほしい(食育)
- 給食を楽しみにしてほしい(興味を持ってほしい)
- 献立ボードをきっかけに保護者との会話が増える
「毎日の献立を見て『今日は○○だね!』って声をかけてもらえるのが嬉しいんです」
と、Yさんははにかみながら話します。

■ 実はこんなに大変!給食ができるまでの道のり
#管理栄養士と調理師のチームワーク
子どもたちの前に給食が並ぶまでには、たくさんの人が関わっています。
- 献立作成
管理栄養士の先生が栄養バランスを考えて献立を作成。 - 給食検討会(毎月開催)
管理栄養士1名、園長先生2名、保育士2名、調理師3名の計8名で、- 子どもたちの食べる様子
- 人気メニューや改善点
- 新メニューの提案
を話し合います。離乳食も同様に検討します。
- 意見を反映して調理
管理栄養士の先生が会議内容を献立に反映し、調理師が心を込めて調理します。

■ 5人の調理師で122人分を担当!
#アレルギー対応も徹底
Yさんを含む5人の調理師さんで、122人の園児と先生方の給食を作っています。
毎朝8:30には仕込み開始。前日にはアレルギー対応や乳幼児食の確認も欠かせません。
「アレルギー対応は特に神経を使います。でも、子どもたちが安全に、そしておいしく食べられることが一番大切なんです。」

■ 子どもたちが大好きな人気メニュー
#カレーはやっぱり最強!
- カレー
- 唐揚げ
- 煮込みハンバーグ
- カレイの煮付け(お魚も意外と大人気!)
どのメニューも「おかわり!」の声でいっぱいです。

■ 私のお気に入りは…“サタデーナイトフィーバー”
#調理師Yさんの推しイラスト
以前働かれていた保育園から換算すると約5年間描き続けられているYさん。
私の一番お気に入りのイラストは…ジョン・トラボルタの「サタデーナイトフィーバー」!
(残念ながら写真はありません(泣))
ちょっとレトロだけど、見ると大人まで笑顔になっちゃうイラストでした。

■ 明日も、子どもたちの笑顔のために
#温かい給食のチカラ

「成長に欠かせない栄養を、毎日わくわくしながら食べてほしい。
そして給食の話をご家庭でもしてもらえたら嬉しいです。」
そして明日も、かわいいイラストと温かい給食が待っています。
Yさんと調理チームの想いが詰まった給食は、今日も子どもたちの笑顔を支えています。
