今回は、「旅」、「雑貨」、「建築」、「お菓子」、「音楽」……。
こんなキーワードにピンと来る方に、耳寄りの情報です。
あなたは甲斐みのりさんという文筆家をご存知ですか?
甲斐みのりさん
もしかしたら、前述のキーワードにピンと来るハハラッチ世代であれば、すでにご存知かもしれませんね。富士宮市立図書館にも多数の著作が所蔵されており、30〜50代の女性を中心に、人気を集めています。
なかでも、市立図書館で貸出回数が多いのは
『乙女の京都』
『乙女の東京』
『乙女の大阪』
などの乙女シリーズや、
『電車でめぐる富士山の旅』
『静岡百景』
『東海道新幹線各駅停車』
などの静岡関連の著作。
そして、
『お菓子の旅』
『衣・食・住暮らしの雑貨帖』
『たのしいおいしい京都ごはんとおやつ』
などの、衣食住や雑貨、旅などに関する本なのだそうです。
以前、テレビ番組『マツコの知らない世界』に「地元パン」のテーマで出演されたので、その放送を観たという人もいるかもしれません。
実は、図書館の職員にも甲斐さんのファンが多いのだとか。
私自身は数年前に『電車でめぐる富士山の旅』という本で甲斐さんのことを知りました。
何気なく手に取ったこの本を読んで、自分の生まれ育った富士宮が、ただの田舎町だと思っていた自分の故郷が、こんな詩情あふれる表情を持っていたんだなと目を開かれた思いがしたのを覚えています。
そして、著者のプロフィールを知ってびっくり!
なんと、甲斐さんは富士宮のご出身なのです。
その甲斐みのりさんの講演会が7月13日(土)に市民文化会館で行われます。
この講演会は、富士宮市立中央図書館の開館30周年を記念して企画されました。
中央図書館の立川さんによると、以前から、富士宮出身の甲斐さんに講演をお願いしたいと思っていたのだそう。
「30周年という記念の年に富士宮に縁のある方に講演をお願いしたいと考えていて、お忙しいことは承知の上で、ダメ元でお聞きしたら快諾していただき、とてもうれしく思っています」
とのことでした。
富士宮で聞ける(しかも無料!)というのは貴重な機会なのではないでしょうか。
2歳児を育てる身としては、図書館のカウンターでの申し込みだと、動き回ろうとする子どもをなだめながら手続きをする苦労を想像してしまって、ちょっと気が引けるのですが、今回は電子申請での受付もあるとのこと。
「電子申請」というと、なんだかものものしい雰囲気ですが、つまりは、Web上から申し込みできるということ。自分のタイミングで自宅にいながら申し込みができるというのもうれしいポイントです。
富士宮で生まれ育ったママも、
市外からの転入ママも、
改めて富士宮を見つめ直す機会になるはず!
何気ない身近なものの魅力を発見できるような新しい視点を手に入れられるかもしれません。
申し込みはこちらから手続きをすることができます。
少しでも興味が湧いたなら、この機会に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。
【イベント詳細】
甲斐みのりの好きに囲まれて暮らすコツ
〜私たちの生まれた町 富士宮の魅力再発見〜
日時:令和元年7月13日(土)10:00〜11:30
場所:市民文化会館小ホール
定員:100名(先着順)
【申し込み先】
・中央図書館サービスカウンター
・しずおか電子申請サービス