広大な敷地の中に、大きな木が100本も!緑のかわいらしい三角屋根の、面白い建物が何個か見えます。
「村みたいだ!」
それが私の、野中こども園の第一印象でした。
自然の中でのびのびと、思いっきり遊んでほしい!
それが何よりの願いだった私は、迷わず野中こども園に申し込みました。
広い園内を駆け回り、木に登り、ジャンプして、小さな体を大きく広げて遊ぶ子供たちの姿はとても生き生きと楽しそうで、本当に幸せな気持ちになります。
乳児期から、お兄ちゃん・お姉ちゃんの活動を見ている子供たちは、当然のように「真似」をします。
思うようにできなくて、悔し涙を流すこともあります。
そうして1つ1つの挑戦が、やっと実を結ぶ日が、全員にある。
日常の毎日・毎瞬が、そんなかけがえのない記念日なのです。
あの木に登れるようになった!
ここからジャンプ出来るようになった!
こども園で過ごす数年間を通して得られたこの成功体験が、子供たちの心に自信を育んでくれます。
年少さんから入園した長男には、「野中の時間は3年間じゃ短かった!」と思ってしまうほどです!笑
園の行事も独特で、いわゆる『運動会』や『お遊戯会』のようなものはありません。
どの行事も、「子供」が主体で考えられていて、毎日の遊びの延長にある会として、子供たちの成長を見せてくれる機会になっています。
一方で、子供たちの想像性を育むことは、とても大切にしてくれています。クリスマス会やお泊り保育で、それは丁寧に繰り広げられるファンタジーの世界は、子供の目を輝かせ、心を豊かに育んでくれます。
ただただ常に元気いっぱいなだけではなく、静と動の時間を、大切に育んでくれているようにも思えます。
例えば野中こども園では、どの時間にもあちこちで『わらべ歌』がよく聴こえてきます。
行事の時にも、楽器やマイクを使わずに、先生たちの綺麗な歌声だけが響きます。
先生たちが前に立つと、子供たちは静かになります。
騒いでいたら、わらべ歌は聴こえないからです。
そして先生たちが、歌い始めるのです。
この姿は初めて見た時とても感動しました。
何かをみんなで描くのではなく、子供達が描きたい気持ちのときに、好きなように描く『自由画』の時間もとても素敵です。画用紙に向かう子供たちの姿はとても集中しています。先生たちが顔料から溶いて、ひとつひとつの絵の具を丁寧に作ってくれるのは、「絵の具の伸び方に、心の様子が映るから」なのだそうです。
長男が入園して1年経った頃、長男が描いた絵を見ながら先生が話してくれたことがありました。
「最初の頃は何を描いていいかわからなくて、小さく細く描いてた。遊び方も、『何をしたらいい?』ってよく大人に聞いてた。
でも最近の絵は、画用紙の四角をはみ出してるよね!線もこんなに太く真っ直ぐ描けるようになった!素晴らしいよね。とっても自信がついてきてることが現れてるよ。最近ではずっと外を走り回って、お友達と遊んでるんだよ!」
とても嬉しくて泣きそうになってしまったことを、よく覚えています。
『自由に』
それは大人の私達にだってとても難しいこと。
そしてそれを子供たちにさせてあげることは、簡単なことではありません。
日常生活の中でも、子供たち1人1人が何をしたいか、したくないか、それが丁寧に尊重されています。大人がそうして接してくれるから、子供同士でもそんなコミュニケーションになっていて感動します。
管理してしまえば簡単な場面も、力強く見守ってくれている、子供のことを、信じてくれている。
そんな大きな愛が、ここには溢れています。
子供はいつだって、本当はやれるんだ。
それを教えてもらいました。
本当にありがたいと、とても感謝しています。
こんな風に幼児期を過ごさせてもらえているから、これから学校に行ったり社会に出て、いろんなことがあっても、きっとこの子達は大丈夫だと思えます。
そんな「生きる力」を、育んでくれているように感じられる園です。
用意したもの
決まりは少ない方だと思います。
年齢ごとに、カラー帽子をかぶるので、子供達が一目で「自分のもの」とわかるように、一工夫してあげています♡
自由に遊べるゆえに、着替えは必須です(笑)
乳児クラスでは、ミカン箱に布を貼って、お着換えボックスを作ります。
お昼寝布団一式とシーツも用意します。(週末にシーツだけ洗濯に持ち帰ります)
園では布おむつで見てくれるので、乳児さんは布おむつの準備も必要です。
自宅で布おむつにしてあげるのはなかなか大変でしたが、園でも布おむつにしてくれているおかげでか、子供達のおむつが外れるのは早めでした☆(感謝)
3歳近ければ、トレーニングパンツでもいいかもしれませんね!(その子によって違いがあると思いますが、臨機応変に対応してくれます。)
幼児クラスになると、リュックサックを背負って行くようになります!
給食とおやつ
乳児クラスから広がるテラスの前に、給食室があります。
今日の給食は何かな~と、遊びの途中でのぞき込む子供達
行事
親が参加する行事には、遠足、大地の日(運動会みたいな日)、水まつり(プールで遊ぶ)、お山のクリスマス、誕生会などがありました。
参加したい人は、保育参加や泥んこのお手伝いで、園での子供達と遊ぶことが出来ます。
父母会の役員さん達が開催してくれる行事、どろんこ祭りや餅つきなども、任意で参加出来る楽しい行事です♡
こんな楽しい野中こども園で、一緒に過ごせる仲間を待っています♡
園の基本情報
園名 | 社 会 福 祉 法 人 柿 ノ 木 会 野 中 こ ど も 園 |
住所 | 静 岡 県 富 士 宮 市 野 中 東 町 294 |
電話 | 電話 0544-26-2929 メール nonaka-kodomoen@doronko-nonaka.com |
園の種類 | 認定こども園 |
規模 | 1 号 ( 幼 稚 部 ): 3~ 5 歳 … 4 人 ( 計 12 人 ) 各 学 年 1 クラス 2 号 ( 保 育 部 ): 3~ 5 歳 … 24 人 ( 計 72 人 ) 3 号 ( 保 育 部 ): 0 歳 … 15 人 ・ 1~ 2 歳 … 24 人 ( 計 63 人 ) → 異年齢 混 合 で 4 ク ラ ス 総 合 計 : 147 人 |
方針 | 保 育 の 理 念: 一 人 ひ と り の 子 ど も の 人 格 を 尊 重 し 、受 容 的 ・ 応 答 的 に 関 わ り 、興 味 ・ 関心 を 起 点 と し た 主 体 的 な 活 動 を 保 障 す る 。 目 指 す 子 ど も 像 : 創 造 性 豊 か で 能 動 的 な 学 び 手 保 育 目 標 : 健 康 な 心 と 体 を 自 ら 育 て ら れ る 子 ( 身 体 の 丈 夫 な 子 ) 身 近 な 人 に 親 し み を も っ て 関 わ る 子 ( 社 会 的 役 割 の と れ る 子 ) 身 近 な 環 境 に 好奇心 を も っ て 関 わ る 子 ( 創 造 性 の 豊 か な 子 ) |
基本保育時間 | 1 号 ( 幼 稚 部 ): 平 日 … 8 時 30 分 ~ 16 時 30 分 / 土 日 な し 2・ 3 号 ( 保 育 部 ): 平 日 / 土 … 7 時 00 分 ~ 18 時 00 分 / 日 な し |
時間外 | 1 号 ( 幼 稚 部 ): 平 日 … 8 時 30 分 ~ 16 時 30 分 以 外 の 時 間 帯 ( 30 分 100 円 ) / 土 日 な し 2・ 3 号 ( 保 育 部 ): 平 日 … 18 時 00 分 ~ 19 時 00 分 ( 1 回 200 円 ) / 土 日 な し |
市の規定保育料以外の月謝 | 1 号 ( 幼 稚 部 ): 主 食 費 800 円 、 副 食 費 5,000 円 、 絵 本 代 500 円 、 父 母 の 会 費 200 円 2 号 ( 保 育 部 ): 主 食 費 800 円 、 副 食 費 5,000 円 、 絵 本 代 500 円 、 父 母 の 会 費 200 円 3 号 ( 保 育 部 ): 絵 本 代 500 円 、 父 母 の 会 費 200 円 |
送迎 | 園 バ ス … な し / 駐 車 場 … あ り |
お昼ご飯 | 基 本 : 自 園 給 食 / 保 護 者 弁 当 の 頻 度 : 5 回 程 度 ( 行 事 時、お 盆 の 時 期 な ど ) |
おやつ | 1 号 ( 幼稚部) 2・ 3 号 ( 保 育 部 ) と も あ り |
カリキュラム内での習い事 | なし |
服装 | 制 服 な し / 基 本 の 服 装 : 私 服 |
入園前クラス | なし |
HP | https://doronko-nonaka.com/ |