自分を整える時間を。富士宮で輝く女性セラピスト・太田川菜々子さん

2025.08.11 公開

子育て中でも、やりたいことをあきらめたくない。
そんな想いを抱えながらも、日々に追われて自分のことは後回しになってしまう。

そんな女性たちにそっと寄り添い「自分を整える時間」の大切さを伝えてくれる、セラピストの太田川菜々子さん。

富士宮市で“自分のための場所”として「Healing Studio 蔵ぁぼ」を経営し、香りを通して心と体のバランスを読み解く嗅覚反応分析という方法を取り入れながら、訪れる人が主役になれる空間を提供しています。

「五感の力」に惹かれて。保育士からセラピストへの道

広島県出身の菜々子さんは、東京にて通信関係の会社でOL経験を経て保育士の道へ。
通信系の仕事から一転、子どもと向き合う仕事を選んだ背景には、人と深く関わることへの興味があったそうです。

その中で「五感」や「感覚」を使って人と向き合うことに強く惹かれたといいます。

コロナ禍・結婚・出産。人生が大きく動いたタイミング

保育士として働いている中でコロナ禍を経験。
おうち時間を生かすなら『今がチャンス!』と婚活を始め、ご主人と出会い富士宮へ移住。

『知り合いもいないし、土地勘もゼロ。でも、“ここで生きていく”と決めたからには、自分の居場所を自分で作りたいって思いました』

移住・結婚・妊娠というライフステージの変化を経験し、心と体の変化を肌で感じる中で、「自分のために整えること」の大切さを実感し、心と体の内なる声に意識を向けるようになります。

そうして、ご主人が営む整体院(ウェルカレント風祭庵|整体院 悠)をサポートする形で始まった富士宮での生活。

でも、菜々子さんの心の中にはずっとこんな想いがあったといいます。

『サポートも素敵なこと。でも、私は自分自身で何かをすることに強く惹かれていたんです』

この気持ちに真っ直ぐ向き合い、ご自身のサロン「Healing Studio 蔵ぁぼ」をオープン。

知り合いのいない土地で、自分の居場所をつくる決断はまさに新しい挑戦でしたが、しっかりと夢を形にしていきました。

子育て中でも、ちゃんと学べる。夢を持っていい

菜々子さんは一児のママでもあります。

土日はご主人にお子さんを預け講座の出席や資格の勉強・朝は早起きして自分だけの静かな時間を確保するなどの工夫をしながら、資格取得のための自分時間を作っているとのこと。
また、勉強以外での自分時間は車で遠出し、お買い物を楽しんだりとストレス発散をしながら、育児・仕事・学業・プライベートのバランスを取っているそうです。

「自分のやりたいこと」と「子育て」どちらもあきらめない菜々子さんの日常はリアルで共感の連続。
柔らかな笑顔の奥にある、まっすぐな芯の強さを感じました。

子育て中のママさん達に伝えたいこと『自分にも何かできるかも』と思える富士宮に

『自分1人だけ“と抱え込まず、社会全体で子育てしてるんだ、という気持ちでもう少し肩の力を抜いてもいい。
自分を整えることで、家族みんなが笑顔になれるんです。
そして、ここ富士宮には、子育てという共通の目標を持つ“仲間”がいるんです。
つながっていくことで、どんどん世界が広がっていく。だから、怖がらずに一歩を踏み出してみてほしい』

そう語る菜々子さん。

ご自身も、セラピスト、嗅覚反応分析、アロマセラピー、ヘッドスパ、セルフケア講座、キャンバ講座、ハハラッチ7期生としての活動を通し、今後は『わたしにも何かできるかも・私も何かやってみたい』と思うお母さんたちの背中をそっと押せるよう、“自分らしく生きる”を応援するためにセラピストはじめ、ウェルネスの世界など幅広い分野をより深く学んでいきたいそうです。

これからの活躍も楽しみにしています。

蔵ぁぼ 太田川菜々子さんの最新情報はInstagramにてご確認ください。

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ハハラッチライター

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ちゃんタカ

座右の銘は「人生一度きり」 子ども3人、フレブル2匹、ボディビルダーの旦那さんと生活しています。 個性強めな我が家ですが、一期一会を大切に転入ママと元保育士の目線を生かしながら、富士宮の魅力を精一杯伝えていきたいです。

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