先日、小学6年生の三男が、雨の日の登校中に車と接触事故に遭いました。
後方から左に曲がってきた車との接触です。
幸い、ケガはまったくなく、体は無事だったと聞いて心からホッとしました。
今年度が始まった4月に全国ニュースで、小学生の列に車が突っ込んでしまう事故を何回も見て心配していたため、学校から連絡がきたあの瞬間は心臓が止まる思いでした。
すぐに現場に駆けつけ、わが子の無事を確認できた時は本当に安心しました。
そしてそれと同時に、交通安全の重要性を改めて強く感じました。
「青信号」でも油断大敵!わが家で決めた2つの新しい約束
先日ニュースでやっていた、右折してきたワゴン車に中学三年生の女の子がひかれて亡くなってしまった事件もショックだったので、わが家では三男だけではなく、高校生の長男、中学生の次男、来年小学1年生になる四男にも改めて交通安全の話をしました。
「青信号は安全」という思い込みはしてはいけないので、横断歩道をわたっている時も必ず前後左右に気を配ってわたるように。
と子どもたちが小学校1年生のときには口をすっぱくして言っていたのですが、子どもたちの学年が上がるにつれ、「しっかり見ているだろう」と思い油断をして言っていませんでした。
運転手が見落とすことや気持ちに余裕がない状況は、残念ながらいつも私たちの周りにあります。
今回の出来事を通して、子どもたちには「命を守るための新しい確認」を徹底するよう伝えました。
- 「渡る前は必ず立ち止まる」:信号が青だとしても、一度立ち止まって前後左右の確認をする。
- 「前後左右をしっかり見る」:横断歩道を渡っているときも、必ず前後左右を見ながらわたる。
私自身もハンドルを握る時の意識を変えました
運転する側である私も、この経験で意識がガラッと変わりました。
特に雨の日の登下校時は運転手も歩いている人も見えにくく、お互いに焦りやすいものです。
だからこそ、私たち大人が「子どもの危険」を予測して運転する必要があります。
- 「かもしれない運転」の徹底:慣れた道でも「急に子どもが飛び出してくるかもしれない」と常に考える。
- ゆとりある運転:急ブレーキや急ハンドルを避けて、十分な余裕をもって車を運転する。
私たちは普段から交通ルールを守っているつもりでも、思いがけない出来事は突然起きてしまいます。
このヒヤリとした出来事がお子さんの通学路の危険な場所を改めて確認し、交通安全についてもう一度考える良いきっかけになれば嬉しいです。