思った以上に我が子はたくましい!〜年中クラスで転園した、息子の話〜

2025.03.25 公開

春は新たな出会いと別れの季節…

暖かくなってきた今日このごろ、
少しずつ春の訪れを感じられ、気持ちがはずみます。

新年度が始まるまであともう少し。
入園、入学、進級を迎える方も多いのではないでしょうか?

新生活、新しい環境に我が子は早く慣れるかな?
不安に感じることも多いと思います。
私自身も去年の今頃、不安でたまらなかった一人でした。

あまり周囲にいなかった、年中クラスで転園した我が子のエピソードについて紹介します。

1歳〜幼稚園入園まで

長男を出産後、育休を1年間取得した私。
1歳の誕生日を迎えた数日後に職場復帰をし、長男は保育所に入園しました。

最初の数週間は玄関で大泣きだった息子も、気づけば笑顔でバイバイできるように。
保育所の生活は息子にとってとても刺激的で、家では経験させてあげられなかった様々な活動を通じ、息子なりに毎日成長していくのがわかりました。

いつもあたたかく寄り添ってくれた先生と共にすごした約2年半。
子も親も本当にお世話になりました。

年少になるタイミングで、幼稚園に入園した息子。
少人数だった保育所から一気にクラスのお友達が増え、お友だちができるかな?集団生活に馴染めるかな?と入園してしばらくは不安でした。

一人遊びだいすきな息子は、最初は幼稚園でもミニカーなどで黙々と遊ぶ姿が多かったですが、気づくと気が合うお友だちができ、お迎えのときに楽しそうに遊ぶ姿がみられるようになりました。

「ママ、もっと遅いお迎えがいい!もっと遊びたかった〜!」と少し不満げに、でもニコニコ楽しそうに話す息子をみて、園のお友達との日々がとても充実しているのだと、ほほえましく思っていました。

年中クラスでの転園… 情報が少なく不安な毎日

そんな幼稚園生活を過ごしていた息子でしたが、家庭の都合で年中から別の園に転園することになりました。

完全に親の都合での転園、せっかく慣れてお友だちもできたタイミングでまた別の園に通うことになってしまい、不安と申し訳なさでいっぱいでした。

息子以外のクラスメートはみんな持ち上がりでお友だちだろうけど、そのなかに息子が入って一緒に遊べるかな。息子がさみしい思いをするのではないかな。

育休復帰後最初の入園や年少で園が変わることの悩み相談はネット上でもよく見られましたが、年中で園が変わるパターンの情報は少なく、毎日「年中 転園」のワード検索をしては、自分なりにしっくりくる答えが出ず、不安を感じていました。

誰かに不安を話したくて、「ミヤマ」で話してみたら

何を検索してもぬぐえない不安、もうこれは解決しない悩みなのか…
そんななかふと思い出したのが、「みやママとも-miyama-」でした。

NPO法人母力向上委員会が運営している、子育て中の方が利用できる相談窓口であるミヤマに、こんなことをつぶやいてみました。

「年中で転園する息子、新しい園で馴染めるか心配です。年中で転園って、正直うまくいくのかな…」

普段ママ友に話をするような感覚で、自分の思った言葉で相談してみました。
しばらくして、ミヤマからの返事がきました。そのなかで心に残った内容がこちらです。

「年少さんはまだ個人遊びが主だけど、段々周りを意識をし始める年中さんのタイミングで転園っていうのは良いのでは?と個人的には思うよ!」

…正直、え?そうなんだ!とおどろきでした。
初めての子育てで知らないことももちろん、子どもの発達段階を踏まえた助言はとても説得力がありました。

これも、看護師や保育士など専門知識をもつスタッフが対応してくれるミヤマならではだと思います。

ミヤマからの助言で、ただただ不安でしかなかった転園に対して少し前向きに考えれれるようになりました。

3月、息子は1年間通った幼稚園での生活が終わりました。
最後は大好きだった先生にたくさんぎゅーっとしてもらい、少し照れくさそうな息子でした。

クラスのお友だち、先生から似顔絵とメッセージのプレゼントをもらいました。

年中での入園、新生活のスタート

4月、年中クラスに新入園となりました。

入園先の先生と相談し、通園かばんなどはもともと通っていた園で使っていたものをそのまま利用することにしましたが、息子自身は特に気にすることはなかったです。

入園式当日は、初めての園の雰囲気にそわそわ緊張している様子だった息子。
翌日から数日間の慣らし保育がはじまりましたが、園の先生方も転入したばかりの息子をとてもよく気にしてくださり、息子が好きそうな遊びに誘ってくれたりとできるだけ園の生活に早く慣れるよう寄り添ってくださいました。

心配していたお友だち問題でしたが、最初の頃はお迎えに行くと一人で遊んでいることの多かった息子。
しかし、通い始めて1ヶ月経つ頃にはお友だちとワイワイ同じ遊びを楽しんでいる姿をみるようになりホッとしました。

ある日、お迎えあと園庭で楽しそうに遊ぶ息子の写真を撮って両親に送ったことがありました。

その写真をみた両親からひとこと。
「すごくいい笑顔をしてるじゃん!のびのび過ごせて、本当に園が楽しいんだね。」

その言葉を聞き、親が思っている以上に息子はたくましく、親が心配しなくても息子自身の力で環境にとけこむ力があることをあらためて感じることができました。

子どもは本当にたくましい!新生活は親も子も前向きに楽しみたい!

入園して1年。
毎日帰宅後は「◯◯くんがね〜、□□くんとね〜…」と楽しそうに園での出来事を話してくれる息子は4月から年長さんに。
「年長さんになったら◯◯やるよ〜!」と、4月からの生活をとても楽しみにしているようです。
そして娘も息子と同じ園に入園することが決まり、「はやく一緒に通いたいなぁ。一緒に遊んであげるね!」とさっそくお兄さんぶりを発揮してくれています。

新入園・進級で我が家もすこし慌ただしい春になりそうですが、子どもたちの持ってるパワーを信じて、新生活を楽しんでいきたいとおもいます。

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ハハラッチライター

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Nyan

いろんな人・モノに出会いたい、作業療法士ママ 富士宮出身。子育て中の今だからこそできることを何でもやりたい!でも家でゴロゴロするのも大好き。子育て世帯はもちろん、誰もが笑顔で健康に過ごせる、富士宮の素敵な魅力を発見していきたいです!

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